ものつくりの掲示板2.0
タイトルにかかわらず何でも書いてね!
自作のオーディオ機器で楽しんでいる方の掲示板です。
公序良俗に反すると管理人が判断した書き込みは削除することがあります。
ものつくりの掲示板2.0避難所を作りました。
ものつくりの掲示板2.0が荒れている、書き込みにくい、密かにディープな話がしたいという場合にお使い下さい。
※編集/削除キーが無入力の場合、編集・削除ができません。※
今日は3月11日
- 菊地
2025/03/11 (Tue) 14:54:59
今日は東日本大震災が発生した日です。
東北の海岸では追悼の祈りを捧げる人も多かったそうです。
そして手向けの花は、近くの公園で満開になっていた河津桜です。
大震災で亡くなった方々へ、私も合掌・・・
Re: 今日は3月11日
- 菊地
2025/03/11 (Tue) 23:57:54
ノムさんの声は一オクターブ低いですが、ちゃんと歌っていますね。
西田さん、ノムさんにも合掌です。
今にして思うと、この満開の河津桜が植えられたのも、
丁度あの頃だったような・・・
Re: 今日は3月11日
- klmnji
2025/03/11 (Tue) 20:26:37
東日本大震災に思いを馳せて
「花は咲く」
https://youtu.be/4JeD6bbbZ7w?si=PFnWhvgwSai1pQsj
バックの合唱で私の子供達が歌っているのですが、NHKのスタジオで手書き譜のままだったそうです。西田敏行も野村監督も故人になってしまいました。
橋田さんのPower Drive AMP - 菊地
2025/02/27 (Thu) 15:01:23
長くなりましたし話題が改まったので、折り返しますね。
>パワードライブ成功しましたっ!
まずは試作機の成功、おめでとうございます。
新しい試みなので音が出るだけでも価値があると思いますし、
それに、今のところは特性は二の次で、これを糧に改良していけば良いのですから、
回路についても、もう少しご紹介頂けると嬉しいです。
あとバラック写真でも良いので、セット写真も見たいです。
Re: 橋田さんのPower Drive AMP
- 橋田
2025/03/11 (Tue) 01:38:17
菊地様
すごいトランスのコレクションですね
ご存じとは思いますが、サンスイのトランジスタ用大型トランスは、見た目とは異なりかなりの特性ですので、有望のように思います
市販のインピーダンス変換器(主にカーステ用として売られている)なるものは、一種のパワードライブなのですが、おそらくCで直流分をカットして、指先ほどのトランスでインピーダンス変換をしています
Dアンプや、オペアンプの出力にDC漏れがありうるとすれば、コンデンサー結合とかも良いのかもしれませんし、高周波チョークで高周波(本当の意味での高周波、例えば100kHz以上)を遮断する等の工夫もありうるところかと存じます
なお、スイッチング電源は、実はピンキリで、オーディオ機器に用いた場合、多くはひどいノイズで使い物になりません
Universal Power Driveがどの程度LoFiなのかの定量的な分析は是非とも知りたいところで、自分も早くPCオシロを駆使できるようになりたいものです
引き続きよろしく御指導の程お願い申し上げます
Re: 橋田さんのPower Drive AMP - 菊地
2025/03/10 (Mon) 22:13:25
そうですか、この端子も配線が必要みたいですが、
デジタルアンプで遊んだ事がないので、色々と弄り甲斐がありそうですね。
いつか遊んでみようかと思います。ありがとうございました。
>なお、このICですと、まさにBTL出力となっていて、これをLR独立で使う分には、
>出力では共通アースにはならないように思いますが…
色々と応用方法があるのかも知れせんが、素直に使うのなら
出力はトランスで受けたほうが確実な気がします。
それに手元には、これに使えそうなトランスがゴロゴロしてるし、
5Vのスイッチング電源もあるので、ICさえあれば面白く遊べそうなんです。
Re: 橋田さんのPower Drive AMP - 橋田
2025/03/10 (Mon) 19:12:47
わざわざお調べいただきありがとうございます。
おそらくそのshut down はミュート機能、と一旦書いたのですが、むしろスタンバイ機能かと存じます
Shutdown Operation
In order to reduce power consumption while not in use the PAM8304 contains amplifier shutdown circuitry. When a logic low or ground is applied
to the /SD pin the PAM8304 will enter a standby mode and supply current drawn will be minimized
なお、このICですと、まさにBTL出力となっていて、これをLR独立で使う分には、出力では共通アースにはならないように思いますが…
Re: 橋田さんのPower Drive AMP - 菊地
2025/03/10 (Mon) 17:31:18
どんなICなら使えそうなのか、秋月で調べていたのですが、
https://akizukidenshi.com/catalog/r/raudioamp/
中でも廉価なPAM8304のデータシートを見ると
https://akizukidenshi.com/goodsaffix/pam8304.pdf
その端子に「/SD」というのがあって、
「Shutdown Terminal, Active Low」との説明があります。
ところが、その意味が解りません。
何方かご教授願えると有り難いです。
宜しくお願い致します。
Re: 橋田さんのPower Drive AMP - 菊地
2025/03/01 (Sat) 12:04:02
そうですか了解です。
あちらの書き込みをじっくり読ませて頂きます。
Re: 橋田さんのPower Drive AMP - 橋田
2025/03/01 (Sat) 07:14:36
菊地様
本当に菊地様のおかげです ありがとうございました
ですが、この発想は2020年にOPT背中合わせについて相談したあちらのBBSからであることもあり、あちらに詳細を書き込みました
結論的に言えば、残念ながら更なるリファインが必要で、ゲインとインピーダンスマッチングの「最適解」とまでいかないまでも、ある程度の妥当な範囲を模索しているところですので、少しお待ちください
外観は、そもそもこのサイト主様はじめ諸先輩方の工芸品的なレベルに引き換え、当方のは小学生の工作みたいなもの、お恥ずかしいとすら申し上げるのが憚られる次第ですが、ある程度の段階で御高覧頂くことになるかもしれません 自分はブレッドボートにちなみ、プラスチックのまな板に組むのが常ですが、今回のはさらに簡略にパーチクルボードに重い部品は両面テープで留めているだけです 抵抗3つ、電解コンデンサー1つだけというシンプルさです
通常はヒトは向上心があるもので、簡単な回路から次第に複雑なものへと移行するのだと思いますが、自分はとにかく物事をどんどんシンプルにそぎ落としていきたいということなのです メリットと言えばそれだけです あとは指の先ほどのちっぽけな能動素子が嫌いだということもあります だからパワー半導体ならなんとなくやる気がでてきていたのでした(笑) 音については、簡略化とのトレードオフで論じるまでもないのだと思っております
ですのでここの常連の音グルメの方々にはやはりふさわしくないと考えました 長々とすみませんです
武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 10:59:05
バブルの頃に組んだまま、長らく押入れ眠っていた表題のアンプを
久しぶりに引っ張り出して諸特性を測定してみました。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/2a3pp.htm
ところがケミコンが劣化してしまったようで、電源ヒューズが
飛んでしまうので、抵抗をかまして数日アイドリングしていたら
絶縁被膜を再生させる事が出来たようで、何とか動作させました。
というのも、このセットはモノアンプ2台という事で場所をとるので、
セッティングが手間で長らく聴かなかった事もあり、これをバラして
新たに2A3シングルアンプに組み替えようと思っていて、
それで特性データだけでも記録に残しておこうと思ったのです。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/09 (Sun) 23:06:53
おっと、そうでした。「ミノムシ」クリップですね。
で、アイドリングの話ですが、2A3は抜いておきました。
ヴィンテージ球なので、聴かないのに通電していて寿命が減るのを嫌いました。
ドライアップは使い続けた場合ではないでしょうか、今回はヒューズか飛びましたし、
長い年月の間まったく通電しなかったので、絶縁不良と判断出来ました。
それと時間が掛かったのは、寝る時と外出時は電源を切っていたからです。
メーカー製品のような安全テストなんてやっていない自作のセットでは、
通電中に何が起こるか判りませんからね。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/attention.htm
47kΩ3個直列で141kΩとなり、500Vからでも3.5mA程度しか流れないので、ケミコンの
発熱等は皆無です。ただ抵抗の方の発熱は2W近くになるので、セメント抵抗が必須でした。
それで三日目位になると、テスターの電圧も上がって来たので順次抵抗値を減らしていきました。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 橋田
2025/03/09 (Sun) 19:57:17
ありがとうございます
今回は、ショート方向での劣化ゆえ、ありがちなドライアップではないとの御判断だったのでしょうか?
とにかく酸化膜再生にはかなりの時間がかかることは意外でした 水素ガス発生や温度上昇とかの監視も必要かと愚考しますがそのあたりのパラメーター等ももしよろしければ…
あとアイドリングの間は当然ながら真空管は刺したままではなく、当該コンデンサーの漏れ電流で通電しているということですね? 稚拙すぎて申し訳ありません
それから懼れながら、「ミノムシ」クリップかと。ワニグチクリップと紛らわしいですが…
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/08 (Sat) 22:37:50
このような作業をする時には、ミノグチクリップをつけた
リード線を複数用意しておくと便利なんです。
さらにテスターのリード線も、先がテスター棒になっていると
ミノグチクリップの2通りを用意してます。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/08 (Sat) 22:30:58
>武末先生の御作品は球アンプ全盛期の記念碑です。
>解体されて失われてしまうのは惜しいです。
ですよね。私もバラすなら他のセットだろうと思い始めてます。
電源トランスもサンスイのP-44Bが遊んでいるので生かせるし、
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/4/sansui.html
さらに他にも、聴いていたのは製作した直後だけで、
以降は二度と聴かなくなったアンプが複数あるのです。
>電圧をかけて少し電流も流したということでしょうか?
>もしよろしければ具体的な方法をお教えください
図のようにダイオード直後の配線を外し、大容量の抵抗を入れました。
そしてアナログテスターで常時観察し、電圧が上がってきたら
適宜、抵抗値を減らしていきました。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 橋田
2025/03/08 (Sat) 14:16:15
>抵抗をかまして数日アイドリングしていたら絶縁被膜を再生させる事が出来た
電解コンデンサーを回路から切り離して、電圧をかけて少し電流も流したということでしょうか?
もしよろしければ具体的な方法をお教えください
Re: 武末式2A3PPアンプ - 善本
2025/03/08 (Sat) 11:40:03
武末先生の御作品は球アンプ全盛期の記念碑です。
解体されて失われてしまうのは惜しいです。
この時代、初期のTrアンプに対し球アンプは性能的にまだ最先端でした。
菊池さんの2A3アンプも素晴らしい性能を示されています。
高性能球アンプの代表作ですね。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 橋田
2025/03/08 (Sat) 01:34:51
なるほど、よくわかりました
大抵のアンプが、パワー→ドライブ→初段という形でのB給電を行っているのには理由があるということですね
タンゴの資料興味深く拝見しました
2002年の値段なんですね
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 18:34:32
>ドライバー段→プリ段→パワー段(デカップリングはしっかりするとして)という1系統は無理なのでしょうか?
一番多く電流を流す出力段の方が電圧が低いので、電圧降下時の電力ロスを考えると不適切ですね。
それに出力段はAB級動作なのでフルスイング時の電流変化も大きく、
単純に抵抗で落とす事も出来ません。
定電圧電源を組んだとしても常時10Wを超える発熱量になり、半導体素子の放熱が大変です。
https://frank.pocnet.net/sheets/021/2/2A3.pdf
実は、このMS-160電源トランスには280V端子もあるので、
https://www.ne.jp/asahi/myamada/tube/iso_cat/iso_cat.pdf
ここから取れば、出力段の電源もチョークでなくても抵抗で可能と思うのですが、
高圧巻き線からチョーク入力で落とした方が、出力電流容量が増えて電源が安定するのです。
そういった電源に余裕を持たせた設計が、今回のような特性の向上に寄与したのだと思います。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 橋田
2025/03/07 (Fri) 13:00:11
菊地様
データ的に拝見してもすごいスペックのアンプですね
S/N比92dB@1Wですかね?
所でこの場合、整流素子以降、B電源がドライバー段→プリ段と出力段という2系統になっていますが、
ドライバー段→プリ段→パワー段(デカップリングはしっかりするとして)という1系統は無理なのでしょうか?
(プリ→ドライバーは、直結でした、すみません上記のように訂正いたします)
NFB懐疑派ってバブル期以降なんですね?
印刷媒体からネットへの移行が関係しているかと
要するに商売が絡んでるわけですが
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 11:03:56
まずは歪率特性で、これは非常に優秀でした。
利得 22.9 dB (13.9倍)
NFB 15..0 dB (5.6倍)
DF= 8..0 on-off法 /1kHz 1V
無歪出力10.8W THD 1.6%/1kHz
最大出力12.5W THD 5%/1kHz
残留ノイズ 0.07mV
NFが多めなので残留ノイズが低く出ているのでしょうが、それでも初段も含めてAC点火で、
さらに直熱出力管のAC点火で、これだけ優秀な数値を叩き出すというのは、
私の過去の作例ではありませんでした。
1W以下の歪率が、どの周波数でも0.1%以内に納まっているなんて半導体アンプ並みですよね。
大き目なシャーシで、電源にお金を掛けて贅沢に組んだ効果が発揮されたのかも知れません。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 11:03:07
次に周波数特性で、高域補償が多めで上が100kHzに届きませんが、
それでも山谷はなく素直に減衰しているのは、OPTの効果かと思います。
昔は「2A3と言えばLUXのOY15」と言われたくらいの
名コンビとして有名で、今のOPTと比べても優秀なトランスですね。
最終的に10~97kHz/-3dBの特性が得られました。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 11:02:21
方形波応答では、立ち上がりの角が僅かに欠けていますが、
おそらく初段プレートの47PFの所為ではないかと思います。
武末先生は二重の補正を入れましたが、読者の為に安定度重視で
設計されたのだと思います。このセットでは初段の球を変更しているので、
この初段プレートの補正は必要ないかも知れませんが、武末アンプの
性能を確認する意味でも、当初の補正を踏襲する事にしました。
Re: 武末式2A3PPアンプ - 菊地
2025/03/07 (Fri) 11:01:35
近頃は作ったアンプの数が増えてきて、置き場所にも困るようになってきたので、
「新作を作る時には、何か旧作をバラすように」と考えていた事もあり、
このシャーシをそのまま流用して、シングルアンプに組み替える計画です。
すでに6R-A8シングルアンプを組んでいるので、その延長線上で
次の段階としても「2A3シングルアンプ」を組んで見たいのです。
だがしかし・・・ここ数日モノアンプとして聴いているのですが、良い音を奏でています。
バラしてしまうのが惜しくなるのですが、それではいつまで経っても
改作作業に掛かれないので、ここらで決断しなければ!
ただこの2A3PPアンプは、いずれステレオアンプとしてコンパクトに組み直したい
と思うので、外したOPTとCRは大事に取っておくとしましょう。
春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/15 (Sat) 01:33:37
長くなったので折り返しますね。
杉並区の梅里公園では、その名にちなんで梅の花木が多く
紅梅は白梅よりも開花が早いようで、今が盛りと咲いていました。
今日の、もとい昨日の空は、絵の具を垂らしたような青空で、
紅梅の花が突き抜けるような春の陽光を浴びていました。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/03/08 (Sat) 08:03:36
ありがとうございます
ただし、7PINのテレビラジオ球は不人気でひと山ナンボというのはかつての話で、6AU6は、12AT7よりも高価だったりします 6J4互換とかで一部でプリアンプ用としてもてはやされているようですし、多くの7PIN管は、殆ど新規に生産されないこともあって一般的に高価です
6CB6は確かに、かつてテレビ球として使われたこともあり、今でも安価ですし、自分は3CB6を大量に持っていますので、ずっと使い道を考えていました、ってのは以前書きました
初段とドライブの他に、PPPにして…という構想です つまり12本使うことになります ただ高周波管は発振が怖い
所で、5xxx管のヒーター電圧って、5.0Vが定格だと思っていたし、実際もそうであるのが普通(例えば5AR4)ですが、5AQ5は、4.7Vが定格らしい
じゃあかつて大人気だった7DJ8は、と調べたら7.0V、だけど同等管とされるPCC88は、7.6Vなので、ローノイズ7DJ8をさらに6,3Vで運用…って言われてたと思いますが、PCC88でそれでいいのか?っていう気も
思い込みは何事も禁物だと知りました…
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/03/07 (Fri) 12:08:34
>12A属、6S属が高くなった・・・μばかりは何ともしがたいので
>出力管でプリ管を兼ねることは多くの場合困難です
高周波用の球を三結にしたらどうでしょうか。
たとえば6AU6を三結にすると、μ30前後だったと思います。
https://frank.pocnet.net/sheets/093/6/6AU6A.pdf
他にも6CB6や6AN8(複合管)等のシャープカッオフ管ならオーディオ用に使えると思いますし、
テレビに大量に使用されていたので、今でも流通在庫はあるのではないか思います。
>今朝の富士山
そちらからの富士山は、雪の状態まで見えて素晴らしいですね。
もう少ししたら、「桜の花と雪の富士山」の絵が撮れるかも?
と、期待を込めて言うだけ言って見たりして・・・
Re: 春は・・もう来たかな - 黄金のアンコール
2025/03/07 (Fri) 09:37:41
昨日は、当地は雨でした。そのためか、今朝の富士山は麓まで雪が積もって真っ白です。
富士山の積雪は、3月が一番多い。外界は春で雨が周期的に降りますが、富士山は雪だからです。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/03/04 (Tue) 21:38:03
寒さがぶり返してますね
12A属、6S属が高くなったのは既報ですが、出力管と価格的に「逆転」しても、μばかりは何ともしがたいので出力管でプリ管を兼ねることは多くの場合困難です
以前は整流管は高騰してましたが、その時は出力管で代替しようと思えばできたわけですが、実際にはもったいなくてやりませんでした 今は整流管はそれほどでもない気がします
写真の話題が続き、久しぶりに銀塩でも…と思ったらフィルムの高いこと高いこと…
これじゃあ、銀塩カメラを人にあげても、使いこなせないだろうな、と
現像となるとまたそれなりにかかりそうですが、インバウンドの外国人が割と銀塩カメラを首からぶら下げてるのは、欧米とかではそこまで高くはないのかも
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/03/03 (Mon) 18:37:22
>北海道ではまだ根雪が残っていて・・
今日は東京でも寒さがぶり返して、みぞれ混じりの冷たい雨でした。
特に杉並は多摩にも近いので一時は完全に雪になりましたが、
幸いにも積もる前に止んでくれました。
というか、関東よりも三陸で降ってくれたら良いのに、
山火事で多くの住宅が焼けてしまったそうです。
Re: 春は・・もう来たかな - klmnji
2025/03/03 (Mon) 13:14:11
北海道ではまだ根雪が残っていて花はまだ先、春が待ち遠しいです。
今日はひな祭りなので、桜クッキーを焼いて花の気分を楽しみました。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/02/26 (Wed) 18:03:35
菊地様
ありがとうございます
そうですよね、同じメーカーの同じマウントをフランジバック変えただけっていうのは、納得いかないですよね
ですが、メーカー側はオープン規格にして、デジカメ界のデファクトスタンダードを狙ったみたいです
ちなみに、キヤノンのフォーマットはコダックが主導した銀塩の最後の時代のカセット式フィルムAPSのフォーマットを採用したものでした APSはネガの管理が嵩張るので不評で直ぐに廃れましたが、デジカメ界ではしぶとく生き残っているわけです これは換算1.4倍というのが、ある程度の需要を残したことによります
平地からの富士ですか、すごいですね
標高を限定しないと、日本全国どこから富士が見える限界かっていうサイトを見たことがあります
パワードライブ成功しましたっ!っていうのを書いてみたのです 応援して下さった菊地様にはご報告したかったので ですが、あまりに拙い回路なのでどうなのか?って思い直して削除しました PTの背中合わせについては5年前に、別のBBSでご相談して多くの方に追試までやっていただきました オシロスコープでの分析からは芳しくない評価だったかと
今回のは、PTの逆接続1段ですので、高圧ドライブが可能となっていますが、おそらく特性的にはプアそのものの気が致します
砂村氏の復刻サイトを拝見しました
自分は低周波しか作らないので、内容を深く理解できないのでしたが
https://www.qrp-ja.net/jf1ozl/6AR5.html
の例とかは、まさに発想はパワードライブと同じだと思いました
自分のUniversal Power Drive は、手軽にパワーアンプが手に入る(200円位で数ワットのが)時代だから可能なアンプなので、一昔前なら、なんでアンプとして成立しているものにトランスを使ってまで真空管を被せるのかという疑問というか批判が起こっただろうと
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/26 (Wed) 17:16:17
正確には”マイクロフォーサーズ”なんですね。同じメーカーのレンズなのに
アダプターが必要というので、早々に興味が失せて名称もうろ覚えでした。
マウントアダプターを付けるのなら、本体は他メーカーでも良いのですから。
で、通常用真空管の低電圧駆動は、ラジオの世界では早くから試されていて、
特に砂村さんのページは、海外でも知られているようでした。
https://www.qrp-ja.net/jf1ozl/
この中の「17EW8 単球ラジオ」
https://www.qrp-ja.net/jf1ozl/17ew8.html
さらに「12BH7 single 12VDC Radio」
https://www.qrp-ja.net/jf1ozl/12bh7.html
などの製作例が90年代初頭からあり(トラ技に出稿したそうです。)
オーディオアンプでの低電圧動作も、これらの記事を参考にしたのだと思います。
話は変わって昨日の富士山です。昨日は風が強く快晴でくっきり見えました。
場所は杉並区と三鷹市の境にある牟礼橋付近の路上で、
平らな地面に立って富士山が見える、都内では数少ない場所です。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/02/25 (Tue) 21:11:32
あまり真空管に関係しないことを自分のような者が書き連ねると申し訳ない気も致しますが…
マイクロフォーサーズは、従来のフォーサーズよりもさらにフランジバックが短くなってテレセン特性が厳しくなりました ですので、銀塩レンズ、特に広角系は使えない、使いづらいということのようです
ですが、利点もあって、焦点距離換算が二倍ということです、というかおそらくそういう単純な比率になるようにイメージャーサイズを設定した、というのが実情でしょう
でこのデジカメのイメージャーのサイズは、実は撮像管、すなわち電子管の規格をそのまま引き継いでいて、それを直截に商品名としたのがフォーサーズ、すなわち、4/3インチ管相当の大きさということです とここでようやく真空管に帰ってくることができました
もっともこれは公称値なので、厳密に、フォーサーズのイメージャーの対角線は厳密には4/3インチにはなりませんが
菊地様の通常の真空管の乾電池運用、拝見していました、最近はB電圧をうんと低く運用するのが例のYAHAアンプ以来のトレンドの1つで、自分も845/211の安全運用を計画しているところですが、菊地様のはその先駆だったのですね
またご紹介いただいたサイトは大変に興味深く拝見しました こちらは高電圧なんのそののオンパレードで到底自分が追試するには恐れ多いのですが、パワードライブとか、フィラメント電圧特性とかいろいろと興味が尽きません
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/23 (Sun) 14:46:50
今のカメラメーカー製レンズの性能は、廉価なレンズであってもアマチュアには
必要十分な性能を持っているので、材質は問題にならないようですね。
ただ私のように、F1.4の絵が撮りたい! とか昔の夢が忘れられない頑固ジジイが、
銀塩時代の中古レンズに手を出すくらいでしょう。
蛇足ですが、先の望遠レンズはOLYMPUSのレンズですが、マウントアダプターで
CANNONのカメラに取り付けているので、ピントは手動で絞りも連動しませんが、
デジカメだと試し撮りで即座にディスプレー確認できるので不便はないですね。
当初は、この望遠レンズ用にOLYMPUSのカメラを買おうかと思ったのですが、
OMシリーズは撮像素子の大きさがAPSよりさらに小さく(フルサイズの半分?)
マイクロフォーサイスといって、銀塩時代のレンズだとピントが合わないとの事なので、
CANNONのカメラに取り付けたのですが、重量バランス的にも丁度良かったです。
一方、ヒーター電圧が低くなってしまった件ですが、電圧増幅管ではエミッション問題も
影響は少ないと思うので、問題ないのではないかと思います。
ラジオですが、実際に4.5Vで問題なく動作しました。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/1vref.htm
また電力増幅管で、フィラメント電圧低下時の特性を採って見た方もいます。
これを見ると2割位の低下までは問題なく使えるようですね。
https://our-house.jp/6av5/
なお、整流後電圧が上がらない場合は、平滑コンの容量を増やすと
いくらか上がる場合もあるので、試してみたら良いと思います。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/02/22 (Sat) 18:02:39
菊地様
地軸の傾きによる太陽高度の変化に伴い、春は確実に訪れつつあるようです
光学のことは(ことも)全く不案内で、しかも最近のレンズについては知らなかったのですが、例えばキヤノンの普及型ズームレンズの構成図は、まるでレンズの教科書のような簡便な枚数とスカスカな空間で、これは非球面レンズが射出成型等で大量生産化されたことと、スーパーコンピュータでのシミュレーションの結果かと思います ですので、安い割にはよく写るということらしい 枚数がここまでスカスカだとすると、従来のガラスの塊のようなズームとは一線を画するのは当然で、その構成レンズがガラスだろうがプラだろうが、製品質量に関する限りは、あまり関係はない気が致します どうも、ソリッドのレンズになるとプラでも切削や加工がガラスよりも難しくなる面もあるらしいです
でもお持ちのレンズの金属外装で精密なロット加工が施されている昔のタイプに比べると、ある時代以降のレンズは、外装やマウント部までプラで、まさにプラレンズと言うにふさわしい そこまで軽いのが正義なのか?という気が致します
真空管アンプのお話も少し
ヒーター電圧6.3V管の初段管ですが、安定化のために4.77Vまでに下がってしまいましたが、音は出るので、まぁいいかなと おかげで全然熱くなってないですが、いいんですかね?
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/20 (Thu) 21:55:43
今週は寒さがぶり返して日本海側では大雪になっていますが、
それでも2月も後半ということで、近くの公園では
実梅と思われる白梅も三分咲き位になっていました。
BGMは・・・・
この季節恒例のあの曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Y7EvvrvztwY
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/20 (Thu) 01:21:43
プラスチック製と明記されている訳ではないですが、実際に手に
持ってみると、APS用の標準ズームレンズと単焦点ガラスレンズとでは、
重さがかなり違うので、今の主要レンズはプラスチック製なのだと思います。
さらに近所の公園でオオタカの写真を撮っている人達も、望遠レンズを
手持ちで撮ったりしていますが、同程度の私のは、銀塩時代の
古いガラス製望遠レンズで、とても手持ちでは撮れないほど重いです。
見にくいですが、レンズ本体に三脚固定用の台座が付いています。
なので普段使いはデジイチ用の中望遠ズームレンズで、以前に貼った
オオタカの写真や夕陽を撮ったレンズですが、これも望遠系ズームなのに
比較にならないほど軽いので、プラスチック製なのだと思います。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/02/18 (Tue) 20:21:24
1.4のピントを雄蕊に合わせているのがすごいですね
日本の一眼レフの標準レンズは押しなべて50mm内外のダブルガウス型で、ダブル=対称形なのは、収差補正に有利だから…っていうのは、メーカー製の真空管アンプにPPが多かったのと似てます 頭の中で考えたこと、それが実際の世界でも通用するかは実は別問題なのですけど モデルで考えるときに捨象する微小な値とか誤差の問題とかが実際の運用では全面に出てくるわけですが
最近は一眼用レンズもプラスチック製なんですか…知らなかったです 複合非球面とか、コンパクトカメラ用ならプラスチックもあるのは知ってましたが
Re: 春は・・もう来たかな - 菊地
2025/02/16 (Sun) 19:03:56
名画に例えられて光栄の至りですが、最初の青空の絵以外は
ポケを利用して背景を整理しているので、
そうですね、一眼レフの被写界深度の恩恵様々です。
>アクロマートの凸レンズが入手できれば、接写用のベローズにつけると、
>それだけでボケの素直なレンズになります
個人的に素直なボケ味の得られるレンズだと思うのは、
銀塩時代の標準レンズだった50mm、F1.4、単焦点ガラスレンズです。
銀塩カメラを下取りに出した時に、本体と一緒に売ってしまったのですが、
現行のプラスチックレンズばかりというのも面白くないので、
再度買ったのですが、当時は中古の流通量が多く比較的安く購入出来ました。
ただガラスレンズはやはり重いし、F1.4で撮ろうと思うと、頭が動いただけで
ピントがズレてしまって使い難くく、結局はF3.5位に絞って使っていたので、
これでは重いレンズを持ち歩く意味がないと思い、自宅待機が多くなっています。
季節外れの絵ですが、そのガラスレンズのF1.4で撮った彼岸花です。
Re: 春は・・もう来たかな - 橋田
2025/02/15 (Sat) 15:54:41
菊地様
青空とのコントラストのなんと美しいことかと
近所のお宅の白梅ぐらいしか、梅の花に接する機会がない自分ですが、行った気になりました
紅梅といっても色々と色のニュアンスの違いがあるんですね
お寺の塔が写り込んでいる写真は、特に奥行きとストーリー性が感じられて見事です
梅は枝ぶりも見どころの一つ、尾形光琳の紅白梅屏風図、若者の驕りと老人の老衰ではなく、精悍さと謙虚さというそれぞれの美徳と解釈したいところです
そしてまたこれを機会に不受不施派なるものも学びました ありがとうございました
ジャンクとか通販でアクロマートの凸レンズが入手できれば、接写用のベローズにつけると、それだけでボケの素直なレンズになります
虫メガネとかの非アクロマートは、絞らないと色収差で実用ではなく、少なくともメニスカス位でないと写真を撮るには向きませんが
2025/02/26 (Wed) 21:16:18
ふきのとうが手に入ったので蕗味噌を作りました。
ふきのとうは1~2分煮てから水で冷まし、水を切ってみじん切り。
ピーナッツを細かく砕いて入れています。
レシピはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/onnyo01/e/5b838ef3e2b250187e7e727a732ada40
Re: 蕗味噌 - 菊地
2025/03/02 (Sun) 11:14:40
本日のおやつは手作りパウンドケーキなのら!
我が家は石油ストーブなので、フライパンを載せておくと、
熱が底全体に均一に回るので良い色に焼けるのです。
レーズンはラム酒で煮てから混ぜるのですが、そのまま呑みたくなるのを、
グッと我慢して、ケーキ生地に入れて香り付も完璧です。
Re: 蕗味噌 - 橋田
2025/03/01 (Sat) 07:49:27
沖縄の豆腐は、中国の物に近く水分量が少ないのです
ちゃんぷるにするには、ペーパータオルでくるむ等の水切りが普通ですが、手早くやるには電子レンジでチンして水気を出すことです
Re: 蕗味噌 - 菊地
2025/02/27 (Thu) 15:11:58
>ふきのとうチャンプル・・・豆腐から水分が出ちゃった。
今のスーパーの豆腐は本当に水っぽいですね。
大豆の多くは輸入だし円安なので仕方ないのですが。
近所に昔からの豆腐屋があって、そこの豆腐はそこそこ堅いです。
昔は一丁の豆腐を片手で掴み上げる事が出来ました。
ただ今は、さすがに少し緩くなって仕舞いましたがね。
で・・・ARITOさんのお弁当、美味しそう!
春はもうそこに - 菊地
2025/01/29 (Wed) 15:51:05
日本海側では大雪の便りも届いていますが、
関東では穏やかな日が続いています。
さらに1月も終わりになって、庭の白梅が咲き始めました。
まだ寒い日が続きますが、春は着実に近づいています。
なお、上からご覧頂くと時系列順になります。
Re: 春はもうそこに - 菊地
2025/02/14 (Fri) 00:19:29
>ボケ味
私もボケ味の加味された絵は好きなのですが、
街中で撮る場合は「味」というよりも、煩雑な背景をぼかして
目立たないようにする為に、絞りを目いっぱい空けて撮る事が多いです。
レンズを選べるほどの資金は無いので、手元にあるもので創意工夫かな・・
>二線ボケを表現ととらえて、寒風の中けなげに咲く梅と
>表現したり解釈するのも風流かと思います
そうなんです。カチッとした絵より妙に味があるのです。
・・・ところで常総市の火事は、日付が変わっても鎮火の報がないですね。
ロスの二の舞だけは避けたいところです。
Re: 春はもうそこに - 橋田
2025/02/13 (Thu) 19:24:05
いえ、それは、おそらくデジタル処理によるエンハンスメントかと思われます
二線ボケは、アウトフォーカスの所で発生するので、ピントの範囲なら生じません
他にはぐるぐるボケとか、色々ボケにも種類があります
アルカスイスのマイクロスイターというのが柔らかなボケで有名です カラーでもきれいな発色になります
90mm程度の単焦点レンズは概ね美しいボケを楽しめます
ボケ味は日本で独自の発展を遂げ、欧米でもBokehで通じます
つまり、単なるout-focus とは違うのです
アンプの歪みにも味があるみたいなことかもしれませんが
善本様のはやはりズームでしたね でもさすがにそこまで盛大には普通は二線ボケはでないものなので、トリミングだろうと思ってました
二線ボケを表現ととらえて、寒風の中けなげに咲く梅と表現したり解釈するのも風流かと思います
Re: 春はもうそこに - 菊地
2025/02/13 (Thu) 18:42:36
>特に非球面レンズのズーム等で良く見られる現象です
>つまり、強度の収差補正をかけるとこうなります
こんな絵ですかね。
これは手振れ防止機能付きのズームレンズで、さら手近な木にカメラを押し付けて
手ブレに注意して撮ったのですが、トリミングで伸ばすと輪郭がフワッとしています。
話は変わりますが今日の風は凄かったですね。市街地では工事現場の鉄骨が崩れたり、
近郊でも大木が倒れて直下にあった車を押し潰したりしていました。
さらに常総市では大規模火災まで・・鎮火出来たかなぁ?
今日は無理に出掛けなくて正解だったかも・・
Re: 春はもうそこに - 善本
2025/02/13 (Thu) 17:26:33
本当に咲き始めで高い枝の先に一輪咲いてました。
なので。付けてた汎用ズームを思いっきりズームしても、小さくしか写らず。
その小さな花をトリミングして体裁を作ってます。
画質どうこうではないですね。
Re: 春はもうそこに - 橋田
2025/02/13 (Thu) 15:30:50
いえ、おそらくこれは二線ボケといわれるものではないかと
特に非球面レンズのズーム等で良く見られる現象です つまり、強度の収差補正をかけるとこうなります
蕩けるような柔らかなボケは、枚数の少ない球面レンズにみられます
NFBが強度にかかっている半導体アンプと、non-NFBのSEのアンプとの違いを想起させます
Re: 春はもうそこに - 菊地
2025/02/13 (Thu) 11:09:12
強風の中で苦労して撮ったのが覗える絵ですね。
私も、この風では梅の枝もブレブレになってしまうと思って、
風が止んだら出掛けようかと思っています。
Re: 春はもうそこに - 菊地
2025/02/13 (Thu) 02:01:35
青空に白梅は映えますね。
私も明日辺り梅の花を撮りに散策しようと思います。
という事で、もう寝ますです。
2025/02/11 (Tue) 18:56:33
ようやく梅見に行けました。
とはいってもいつもの亀戸天神ではなく向島百花園です。
混雑を避けて百花園にしました。園内は広いので人がバラけます。
紅梅は時期を過ぎた感じで、白梅はこれからといったところ。
日差しがあったのですが、風が強くて寒かったです。
Re: 春はもうそこに - 橋田
2025/01/30 (Thu) 08:49:48
ありがとうございます
その天気を生かすのも腕の内かと
150ミリ単焦点というのは、かなり珍しく、マクロレンズとか、オリンパスのEDとか、ないしはローライゾナーとかでしょうか?いずれにせよ、大変に良いレンズをお持ちですね
長い玉だけでなく、真空管の方の短い球についても、もしお手数でなければ、お教えください
Re: 春はもうそこに - 菊地
2025/01/29 (Wed) 23:59:19
夕陽を撮ったレンズは銀塩時代の150mmレンズで、APS換算で約240mm
相当になり、さらにトリミングで1.5倍くらいに拡大しています。
また色調は弄ってないのですが、カメラのホワイトバランスで色が抜けるので、
レタッチソフトで少し彩度を上げています。
下の絵の日は大気中の水蒸気が程よく有ったので、上手い具合に発色して、
綺麗なオレンジ色になりましたが、数年前にダイヤモンド富士を撮った時は、
空気が非常に澄んでいて沈む直前でも光が強くて、
太陽に露出を合わせると周囲が黒ずんで撮れてしまいました。
風景写真は、ほとんどがお天気任せなんですよね。
Re: 春はもうそこに - 橋田
2025/01/29 (Wed) 21:03:03
菊地様
いつもきれいな写真ありがとうございます。
かなりの長い玉のようですね。
オレンジ色の発色が見事です。
ずんぐりしたmT管 - 橋田
2025/01/29 (Wed) 21:00:02
管球アンプの魅力の一つに、管球そのものの見た目の魅力、つまり視覚上の問題というのは否定できないと思われます
セットとして組んだ時、管球のみならず、トランス、つまみ、その他の外付け部品との配置バランス、視覚的効果もさることながら、管球それ自体が美しいかどうかも大きな要素になりえるかと
その意味で、人それぞれかとは思いますが、自分はmT管が好きになれない、その理由の一つが、頭の排気口と、あとは、プロポーションの問題です
特に出力管は、mT管の場合には、どうしても管球面積とプレート面積を稼いで、プレート損失を大きくしなければならないゆえに、ヒョロ長くなりがちで、それが自分には我慢ならないです
だったら勝手にしろと、言われそうですが、ある事情からmT管でのメインアンプを作る羽目に
プロポーションとしては、X7、T7あたりが我慢の限界なのですが、9ピンの出力管で、このプロポーションのものを御存じないでしょうか? 12AU7をパラで、というのもアリでしょうが、1ユニットあたり2.75Wのプレート損失、単に2倍できるとも思われず、そもそも例によってこの手の前置用球は、高騰していて、損失を最大限で使うのには気が引けます
今、候補にしているのは6A8ですが、これ、5極部の損失が3W、G2損失を足しても、3,5W程度、さすがに、6BM8の7Wの半分で、出力の貧弱さが思いやられます
6BQ5/7189とか、6R-A5みたいな、非複合管の9ピン出力管で、プレート損失がそれらの半分(つまり5W程度)とかであれば理想的ですが… 理屈の上では可能なはずなのですが、候補が見つからないでいます
7ピンなら3CB6とか大量に家のどっかに転がってるはずなんで、それでPPPとかもありかもですが、なんか発振とかしそうだし、PP自体が嫌いだということもあります
Re: ずんぐりしたmT管 - 菊地
2025/02/13 (Thu) 01:50:05
>古えの技術者の方々は、真空管それ自体の美しさを追求したのでしょうか?
真空管黎明期の真空管は業務用オンリーですから、デザインは関係ないと思いますね。
特にWEは電信電話とかの通信や映画館のトーキー用で、今の事務所用コピー機と同じく
レンタル契約だったので、機器を顧客に売り渡す事はしませんでした。
それでWEの真空管は保守用途のみで、真空管自体が一般に流通する事もありませんでした。
最初期は木製の板の上に高圧電線むき出しの状態で組まれたりしていたのも、
真空管機器は技術者が扱う業務用のもので、素人相手ではなかったからだと思います。
そして、その頃の個人用途はゼンマイ仕掛けの蓄音機で、真空管は使われませんでした。
個人用で真空管が使われ出したのは、その後に電蓄が出て来てからで、
木製ケース入りで真空管は見えませんが、球の種類は一気に増えて行ったようです。
ただこの頃には、既に真空管の基本的な姿かたちは出来上がっていましたから、
真空管自体に美しさを求める事はなく、ほぼ現在見られる姿になっていたと思います。
>むき出しのアンプってのは
形状については不明ですが、真空管アンプを製品化していたメーカーは、例えば
英リーク、RCA、フィリップス、アルテック、マランツ、UTC、WE、フッターマン、
スティーブンス、エレクトロボイス、等々、主な電機メーカーは大体が真空管アンプを
製品化していたので、とくに欧米では裸シャーシのも有ったのではないかと思います。
国内ではサンスイ、トリオ、コロンビア、ビクター、ナショナル、パイオニア、アイワ、
ラックス、他で作られていましたが、国内のはケース入りかボンネット付きだったようです。
>ホールソー
ホールソーはピンキリなので安物はブレも大きいようです。何度か練習すれば良いかも?
Re: ずんぐりしたmT管 - 橋田
2025/02/10 (Mon) 20:20:18
菊地様
ありがとうございます。
再び有益な情報を
U7×4≒6BQ5なんですね、面白いです
ですが、ご指摘の通り、12Aerは軒並み高価になっています
その後色々調べて、背の低いmTでP損失から出力管になりそうなのを知りました
おんにょ様がコンパクトにまとめられたPCL83も、プロポーション的に魅力的ですが、自分的には入手の見通しが立ちません
「ずんぐり」からはやや離れますが、安く入手できそうという点からは、6C19Πは、太管とか、ジルコンゲッターとか、見どころ多数なのですけど、やっぱりあまりに低い内部抵抗が使いにくそうで、諦め中です
ところで、古えの技術者の方々は、真空管それ自体の美しさを追求したのでしょうか?WE社とかは機能重視でそんなことはなさそうですが、GECとかテレフンケンとかの真空管を見ると、当時の木製やベークライト製のセット内にしまわれるとしても、それ自体の美を追求していたように思います
むき出しのアンプってのは、当時の販売モデルとしてはマッキントッシュとあとはダイナコキット位しか思いつかないですが、結構他にもあったのでしょうか?それと自作とか、町の電気屋さんが自作を売ってたとかのも含めて…
そうそう、最近30㎜のホールソーなるものを入手しました 使ってみてはいないけど、うまく穴あけできそうに思います ただ切り口はどうなんでしょうか
あと、9T9とマグノーバルの違いを菊地様のサイトで説明されているのに接しました、不勉強を恥じ入る次第です 頭でっかちってのは望むところなんですが、マイクロフォニックノイズには不利ということなんですね マイクロフォニックとは関係ないですが、初段管用のシールド付きソケットってみない気がしますが、皆さんどうされてるんでしょうね?
Re: ずんぐりしたmT管 - 菊地
2025/02/10 (Mon) 02:11:17
他の話題も一段落したようなので、亀レスですが、もう少し続きを・・
1.MT管を通す穴なので30mmもあれば十分で、シャーシパンチで間に合います。
2.6DJ8の替りに6N1Pでも使えると思います。要は100V程度で動作させて、
利得の取れる電圧増幅管なら良いのです。これで1000V以上の耐圧の
トランジスターを使えば、パルスノイズにも耐えるのではないかと思うのです。
それでもノイズキラーのCはやはり必要ですが。
3.9T9のピンサークルは普通の9MTソケットです。なので重量バランス的に
頭でっかちで振動に弱いのが弱点ですね。
4.三極管をパラにした場合、μは変わらずrpは半分になりgmは倍になります。
12AU7の4パラだとμ17、rp1.9kΩ、gm8800となり、
6BQ5三結の「μ16.5、rp1.8kΩ、gm9200」が近いですね。
(この数字はメモ帳に在ったのですが出典不明で、グラフから読み取ったのかも?)
ただしプレート損失は8Wまでで、6BQ5並の出力は無理ですけど。
一方、この12AU7及び類似管はえらく高価になっているのですね。
値段を考えると、当初の6U8Aも有力候補として復活するかも?
Re: ずんぐりしたmT管 - 橋田
2025/01/30 (Thu) 23:49:09
菊地様
詳細にありがとうございます。
そうです、6U8(6U8Aでも)でした お恥ずかしい限り
1 設置方法による解決ですね、ただそれをやるには、綺麗な穴あけが必須かと
おそらくレーザーとかウォータージェットで、正確でエッジの立った穴あけができたらいいのですが、なに分、予算が…
2 これ、すごく興味がありますが、結局半導体の音なんではないでしょうか? ところでもともと、6DJ8/7JD8は、高価な球でしたが、最近は同等管でも、高騰して、大型出力管並みの値段です
したがって、トラターボやるにしても、この球の採用はないかと
3 9T9管って要するにマグノーバル管のことでしょうか? いずれにせよ、話は聞いたことがあっても実物を見たことすらないです
6EW7の第2ユニット、損失10Wはすごいですね
魅力はあっても、事実上、入手不可能に思われます(イーロンマスクなら可能でも、自分には不可能です)
4 PPPではなく、4パラなんですね? これが自分の財力的には一番現実的かと思いますが、発振とかは大丈夫でしょうか? 古から曰く、安易なパラ接続は止めた方がいい、とも伺いますが… 少なくとも、カソード抵抗は、4本共通にしない方が良い気が致します でもそれで暴走とかしないかは、自分には解りません
半導体ドライブって、なんかずいぶん流行っている感じがあります。確かに理屈の上では、どうせ前にぶら下がっているのが半導体の塊のCDPだったりネットオーディオだったりするので、いまさらドライブを真空管に限る理由はないということなのかもですが、自分が半導体が嫌いなのは、「直ぐに死ぬ」ことで、しかも死んだかどうかよくわからないことです
この前から試してみている、トランスドライブは、出来上がりのアンプ(半導体であれ真空管であれ)を使うというズボラな性格からきているので、それとを半導体ドライブとは真逆なのです
それに、真空管アンプのカラレーションはドライブ段でこそ…という見解もあるように思うのですが…
Re: ずんぐりしたmT管 - 菊地
2025/01/30 (Thu) 11:52:01
6A8はコンバーターなので「6U8A」の事を話しているのだと想像しますが、
背の高いMT管は煙突効果で管壁を放熱していると思われるので、
背の低い球の放熱効果が半分以下になってしまうのは仕方ないでしょう。
なので12AU7パラの最大損失は、4W位で使うのが安全だと思いますね。
で、私の考えるMT管シングルアンプのプロポーション対策として・・・
1.背の高い出力管をサブシャーシに取り付けて、シャーシより埋めて据え付ける。
2.トラターボ回路で実際の出力は半導体に任せる。
3.6EW7のような9T9管を使う。
https://frank.pocnet.net/sheets/106/6/6EW7.pdf
4.12AU7を4ユニットパラにして4本並べ、ドライブは半導体にする。
と、こんなところで如何でしょうか?
カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2024/12/22 (Sun) 13:25:21
まだ完成というわけではありませんが、ようやく音が出るようになりました。
現状の詳細は以下のブログに掲載しました。
https://ampbuilder.livedoor.blog/archives/26445651.html
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール
2025/02/09 (Sun) 13:41:31
220Ωの抵抗をパラにして挿入したところへ、ゼネラルトランスのPMC-2710Hという2.7H/0.1Aの小型チョークに入れ替えてみました。
測定上の残留ノイズはほんのちょっと減っただけですが、聴感上は微少レベルの楽音が聴き取りやすくなり、透明感が増しました。1個1600円弱のチョークコイルですが、入れ替えて良かったです。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 菊地
2025/01/26 (Sun) 17:17:58
効果がありましたか。それは良かったです。
その箇所に抵抗を入れると、"リップルフィルターが二段"になって、
リップル除去効果が倍増するので、より静かになったのでしょう。
http://www.op316.com/tubes/tips/b390.htm
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/26 (Sun) 11:36:11
菊地さん 有難うございました。ビンゴです。
>残留ノイズで苦戦しているようですが、リップルフィルターの
>チョーク容量が足りないのかも知れません。
ずっと時間が無かったので出来ませんでしたが、本日朝、サクッと
電源の二つの500V/100uFの間に抵抗を入れてみました。
あいにく33Ω~100Ω近辺で手持ちが無かったのですが、ジャンク箱
の中に220Ω/3Wが4個有ったので、これをパラにして110Ω/6Wとして
やってみたら、やはり残留雑音は減りました。100dB/mのアルテック
604でもユニットにぴったり耳を付けてほんの僅かハムが聴こえる程
度です。ゲインが高いので、むしろプリアンプ以前の機器のノイズの
方が気になる感じです。
+Bの電圧降下は8~9V程度で、大勢に影響はありません。傍目には若
干残留ノイズがほんのちょっと減っただけなのですが、微少な部分の
音が聴き分け易くなって、明らかに音は良くなっています。
ドライバー段を高電圧供給したいがために出力段の電源と共通にした
ため、ドライバー段でのリップルノイズが出力段で増幅されていたと
いう可能性もあります。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/22 (Wed) 17:56:10
10000uFx2個です。300Bは5V/1.2Aですが、合計20000uF位で抵抗と組み合わせれば、無帰還で0.5V以下程度の残留雑音になります。
300Bシングルアンプの直流点火でヒーターチョークまで使った制作例を知りません。ヒーターチョークが必要だと考えられるのは、フィラメント電圧が10V以上だったりフィラメント電流が多い大型の直熱管でしょう。300Bの場合では、ほとんどの作例が抵抗とコンデンサを組み合わせて、容量も合計20000uF位が多いです。
1999年に制作した300Bシングルアンプは同様の点火方法でしたが、残留雑音が無帰還で0.4mV台でした。
300Bを交流点火するとハムバランサを精密に調整しても1mVを切るのは困難です。何らかの打ち消しの工夫が必要です。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 橋田
2025/01/21 (Tue) 18:33:34
丁寧なご説明、大変に勉強になりました。
比較するのは烏滸がましいですが、自分の場合、直熱管はヒーターチョークまで動員してもどうしてもリップルが残るので、「直流」(を目指した)点火よりは、手を加えない素直な交流点火でハムバランサーで調整した方がノイズ的には有利だったので伺った次第でした。
当回路図ではF用の平滑コンデンサーの容量の記入がありませんが(どこか別の所に書いてあるのかもですが)、5Vで2.4Aなら、10,000μx2程度ではリップル分は、とうてい無視できる程度ではないと計算されるので(リップル率をCR型フィルターで数パーセントに抑えるには、100万μF、すなわち1F程度以上が必要か)、具体的にはどのぐらいのを採用されているのかをお教えいただければ。
フィラメントの「直流」がノイズの原因でないことの同定には、フィラメントをバッテリー駆動してみられるのも良いかと。もちろん、安定化電源やDCDCコンバーターとかは使わずに、です。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/20 (Mon) 10:12:21
橋田さん
フィラメント配線がグリッドと交差していますが、300Bのフィラメント供給は直流である上に、ほぼ直交しているので、全く問題ないと考えています。また、300Bのグリッドは、前段とカソード・フォロワで直結されインピーダンスも低いのでノイズは出にくいです。
交流点火だったなら、20Ω+10ΩVR+20Ωのような方法が良いですが、300B直流点火の場合は、そこまでクリティカルにしなくて良いです。
線材は、外皮がテフロンのAWG#22を使っています。この線材は、単独で空中配線したとき、85℃で7.5Aまで耐えられますから充分に余裕があります。タムラの電源トランスの引出線の耐熱ビニール線はかなり太いですが、芯線部分の導体の太さはこの線材とほぼ一緒です。ヒーターは電流が多く流れるので、太くした方が良いのですが太すぎると良くない場合も経験しています。
それは、TANGO MX280の2.5Vのヒーター端子からAWG#16というかなり太い配線材を使って2A3に供給しますと、2.5Vよりも電圧が高くなってしまうのです。2.5Aという電流を考慮するとAWG#18程度が適当です。
ハムバランサーは、300Bを直流点火する場合には不要で2本の27Ω/2Wの抵抗で充分です。であるにもかかわらず、ハムバランサーを使用したのは、このシャーシにハムバランサの取り付け穴が空いていたからです。VRのケースについてアースは、取り付けると自動的にアースされます。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 橋田
2025/01/19 (Sun) 09:05:03
自分が作るならこんなにノイズが低くはないと思いますが、きれいな配線を拝見して、伺いたいことが…
フィラメント配線がグリッドと交差していますが、そのあたりは、ノイズや発振との関係はないのでしょうか? 線も細めな気がしますが。
あと、ハムバランサーについての言及がないのですが、自分なら、50Ωを直につなぐのではなく、20Ω+10ΩVR+20Ωあたりにするところです。あとVRのケースについてアースは、取り付けると自動的にアースされる感じでしょうか?
もしよろしければお教えください。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/18 (Sat) 18:21:37
菊地さん、アドバイス有難うございます。
確かに、このタムラのチョークは8Hしかなく、直熱三極管シングルアンプとしてはインダクタンスが小さいです。抵抗を入れて残留雑音が減るかどうか試してみます。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 菊地
2025/01/18 (Sat) 18:02:13
残留ノイズで苦戦しているようですが、リップルフィルターの
チョーク容量が足りないのかも知れません。
NFを掛ければ直ちに静かになるのですが、無帰還の場合はリップルの影響を受けやすいですし、
昔の無帰還シングルアンプの電源には、大体10H以上のチョークが入っていたと思うので、
電源の二つの500V100μの間に33Ω位の抵抗を仮に入れて見て、
残留ノイズが減るかどうか試してみてはどうかと思います。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/18 (Sat) 17:45:24
善本さん
特性的には不利なのにチョークドライブやトランスドライブは何故か良い音がするというのは、全く同意します。
今回作った300Bシングルアンプは、20年以上前に作った、
6SJ7(五結) - 6J5カソードフォロワ - 300Bという構成のシングルアンプよりマイナス電源が無い分、簡潔な回路ですが、音質的には今回の方が好みです。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 善本
2025/01/18 (Sat) 16:50:34
チョークドライブやトランスドライブは何故か良い音がします。
特性的には不利なのに不思議です。
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 黄金のアンコール URL
2025/01/18 (Sat) 11:39:33
カソード・チョークにシールドを施したりして残留雑音を減らしたり回路に若干の小変更をして、とりあえず完成としました。
NFBをかけない状態でかなり良い音だし、スタガ比の事など考慮せずに回路設計したので、無帰還のままです。
https://ampbuilder.livedoor.blog/archives/cat_417013.html
Re: カソード・チョーク・ドライブ300Bシングルモノラルアンプ - 善本
2024/12/31 (Tue) 13:27:10
300Bをグリッド+領域(A2級)まで駆動でき、しかも簡潔な回路ですね。
直結駆動なのにマイナス電源が不要なのも魅力です。
専用のチョークが必要なのですが、このチョークは小型シングルOPTで代用できるかもしれません。
小型シングルOPTなら安価ですし手持ちがある事も多いです。
10族 - 善本
2025/02/01 (Sat) 13:31:05
10族を聞いています。
10族は米国最初期の出力管UV202の直系で輝くトリタンフィラメントを持つ12~20W損失の球です。
10族にはUX210、10、10Y、VT25、VT62、801Aがあります。
軍用に多用され今でも入手は容易です。
しかし、シングルでは高インピーダンスOPTが必要で出力も1~2Wしか得られず、
腰高の音質となり易く、使い難い球の印象があります。
今回は8KOPTでのプッシュプルで用いています。
結果12Wの出力と高低のバランス良好な音質得られました。
それでもトリタン特有のカチッとした明快な高域が魅力的で
ジャズ等では300BPPより爽快感があります。
Re: 10族 - 橋田
2025/02/05 (Wed) 11:37:17
この図は見たことがあるのですが…
おそらく、「電球」としての寿命であって、プレート電圧をかける場合−5%程度であってもトリタンフィラメントは、エミッションとの関係でかえって寿命が短くなるかもです
その図の前提(絶対温度でリニアの関係にある)の下での解析結果に接しましたので、ご参考までに
://oshiete.goo.ne.jp/qa/2810500.html
「電球」としての扱いです
Re: 10族 - 善本
2025/02/05 (Wed) 11:11:56
トリタンのフィラメントは酸化物被膜に比べ動作温度が高いので切れ易いと思います。
短命なのは仕方ないですね。
昔GEのVT-4Cを購入したら100時間保障の米軍票が入ってました。
この手の軍用球は規定の稼働時間で交換するのが前提なので、
100時間持てばOKなのでしょう。
Re: 10族 - 黄金のアンコール
2025/02/05 (Wed) 09:14:57
オーディオ真空管アンプ制作テクニック 森川忠勇著
真空管の基礎知識4 真空管の寿命 という部分に、直熱管でもオキサイドコーティングフィラメントとトリウムタングステンフィラメントの真空管では、フィラメント電圧と寿命の関係が大きく違うと記載されています。
以下は、トリウムタングステンフィラメントの直熱管の電圧と寿命の関係のグラフです。5%電圧が低いと寿命は2倍、逆に5%電圧が高いと寿命は1/2となります。
特に注意したいのは、VT25を交流点火する場合、7.5V/1.25Aですが、7.5Vのヒーター電源を持つ市販のトランスは直流点火するために2.5Aとか3Aとかになっています。これをそのままでAC点火すると場合によっては8V近い電圧がかかることになりますので、抵抗で電圧を降下させるなどの配慮が必要になります。
Re: 10族 - 橋田
2025/02/04 (Tue) 07:06:20
以前は、特殊なフィラメント電圧でもあり、かつトランスドライブが基本と考えられていたこともあって、秋葉原の店頭で非常に安く売られていた球でした
トリタンフィラメントを試したくて、SEで作ったものの、フィラメントがよく切れて閉口したものです
あと、煌々と光るのは、最初は感動しますが、慣れてくると音楽を聴くのには、視覚的に煩い感じも
だから割と手元に本数が残っています(白いセラミックベースです)
PPという発想はなかったので今度試してみたいと思います
1W程度の真空管アンプが流行っている(というほどか)ようですが、自分の環境ではとうてい物足りず、10Wは欲しいところなので
フィラメントの初期断線を防ぐには、フィラメントのエージングが必要、みたいな記述もいぜんはあったのですが、そのあたりはどうなんでしょうね
Re: 10族 - 善本
2025/02/03 (Mon) 08:55:57
プッシュプルにすれば12Wを得られるのは音質的にも実用的にも優位だと感じます。
プッシュプル時の歪特性は
2WまではA級動作で大変低歪です。
それ以上はB級動作で12Wまで歪が徐々に増えて行きます。
Re: 10族 - ARITO@伊吹南麓
2025/02/02 (Sun) 10:50:11
以前の試聴会で聴いた801AのA1級シングルアンプは非常に澄み切った音の半面、
線の細さを感じました。一方、グリッド電流を流す領域での動作で作ってみると
太い音を奏でるアンプが出来て、大変興味深い結果が得られました。面白いものですね。
https://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/801A/801A_SE_AMP.pdf
Re: 10族 - 黄金のアンコール
2025/02/02 (Sun) 08:42:53
私も、時々、VT25を50PPアンプに挿し替えて聴いています。50用に造ったアンプですが、整流管を替えて+B電圧を落とすと、丁度いい感じになります。
ギターの音の切れやシンバルの音は50よりもVT25の方が良いと感じますし、プッシュプルだと低域が足りない感じがあまり無いです。
https://ampbuilder.livedoor.blog/archives/7450613.html
FETバランス型ヘッドホンアンプ - klmnji
2025/02/02 (Sun) 14:36:19
ぺるけさんのFETバランス型ヘッドホンアンプ(下段)ができました、基板はヤフオクでぺるけさんの了承を得て作成された物を使いました。タカスのユニバーサル基板よりずっと楽です。バランス型6N6Pミニワッター(上段)とバランス型USB DACで入口から出口まで全てバランス仕様です。とにかく腰の据わった定位が聞いていて気持ちいいですね。ヘッドホンはSONY MDR-CD900STをバランス型に改造、コネクタはXLR 5ピン(AES14-1992規格)です。スピーカーはHarbeth HL-P3ESです。これで、ぺるけサウンドに近付けたと思っています。
Re: FETバランス型ヘッドホンアンプ - 善本
2025/02/03 (Mon) 13:20:17
FETバランス型ヘッドホンアンプの完成おめでとうございます。
私も自設計でバランス駆動ヘッドホンアンプを作りました。
ヘッドホンのバランス駆動は通常駆動に比して優位な点が多いと感じました。
何といいうか音が安定するし重厚感がありますね。
Re: FETバランス型ヘッドホンアンプ - 菊地
2025/02/03 (Mon) 11:22:42
節分に鬼の顔のパンとは愉快ですね。明けて今日は立春なのに
東京は寒さが逆戻りしたようで、どんより天気になってしまいました。
一方、klmnjiさんのアンプはデザインが統一されていてスマートですよね。
ツマミやスイッチ類が同一なので、並べると本当に格好良いです。
私なんかは、その都度適当に組み合わせているので、
色もデザインもバラバラなんです。まあ、並べて使う事はないですが。
ヘアライン仕上げ - 橋田
2025/02/02 (Sun) 19:40:22
手作業でアルミ板(2mm厚)のヘアライン仕上げに挑戦しようかと思っています
ネットをみてもあまり細かい情報がないので、御経験者がおられたら…
紙やすりなら何番手あたりが適当でしょうか?
あと、仕上げにクリアラッカーとか、適当な処理方法を
以前、やってみたことがあったのですが、方向がぶれたし、酸化後はなんとなくみっともない状態に
Re: ヘアライン仕上げ - 橋田
2025/02/03 (Mon) 03:06:40
菊地様
いつもありがとうございます。
画像まで添えていただき、感謝いたします。
とてもきれいな仕上がりですね。
ここまでうまくいく自信はありませんが、
100番でやってから200番で仕上げようかと思います。
定規というか簡単な治具を作ろうかと考えています。
陥没事故の水 - 菊地
2025/01/31 (Fri) 22:57:51
埼玉県八潮市の道路陥没事故では、流れ出る大量の水により
周囲の土砂が崩れ続けてトラック運転手の救出を阻んでいますが、
この水はどうやら川からの水が逆流して流れ込んでいるようです。
この八潮市は八条村と潮止村が合併して「八潮」となりましたが、潮止とは
「潮の満ち引きにより、ここまでは海水が逆流してくる場所」という意味で、
この場所より下流では海水が混じるので、「川の水を田圃に引いてはいけない」
という農家にとっては非常に大事な場所だったので、「潮止」の名が残りました。
https://geoshape.ex.nii.ac.jp/city/resource/11B0060030.html
そのような場所なので大昔は干潟だったようで、今でも土壌成分は土というより
砂の成分が多いようで、斜面の土は非常に崩れやすいようです。
ということで、暗渠になった用水路を伝って流れ込む川の水を止めるのが
先決と思うのですが、素人が外野から何を言っても空しいだけですね。
Re: 陥没事故の水 - 橋田
2025/02/01 (Sat) 01:49:24
痛ましい事故ゆえ、コメントしづらいものがありますが、八潮の由来を知りました
ついでに「八」の方も
古代における関東はとかく資料も残っておらず謎が多いですが、調布とか砧とか、色々と地名から興味深いものがありますね
Re: 陥没事故の水 - 菊地
2025/01/31 (Fri) 22:59:21
八潮の辺りは戦国時代までは一面の湿地帯で、
そんな地形を利用して土豪の城館が築かれていました。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/shiro/waida.htm
最初に行った時は内部の見学が出来なかったのですが、文化財に指定されて見学可能に
なって再訪したりと、何度か行った事があるので余計に気になったのです。
2025/01/18 (Sat) 20:10:15
6L6GB相当、ロシア管の6P3Sを使ったCSPPアンプが完成しました。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2025/01/18/170000
出力は15W、ECC85のプレートチョークドライブとしています。
プレートチョークとOPTはARITO's Audio Lab製です。
本機はミニオフ会にて披露予定です。
2025/01/19 (Sun) 21:38:43
菊地さんどうもありがとうございます。
解体するのは数時間でできますので、新たにシャーシを加工して3極管で
ドライブすれば良いと思います。1台組むより断然安いし加工と塗装の
手間くらいと思うのは私だけ?
ARITOさんどうもありがとうございます。
染谷電子からアストロ電子へ販売移管されていたとは知りませんでした。
ブログ記事を修正しました。
リンクに関しては構いませんのでよろしくお願いします。
Re: 6P3S CSPPアンプ完成 - ARITO@岐阜地区
2025/01/19 (Sun) 20:36:21
完成おめでとうございます。
このページもラボのページからリンクを張らせていただいてもよろしいでしょうか?
さて、本文中にASTR-20が販売されていないというくだりがありますが、
以前染谷電子で販売されていたASTRシリーズはアストロ電子へ移管され、
販売継続されてます。出来ましたらアストロ電子への移管について
説明を頂けましたらと思います。よろしくお願いいたします。m(__)m
https://astoro-denshi.com/page2.html
Re: 6P3S CSPPアンプ完成 - 菊地
2025/01/19 (Sun) 14:46:04
新作アンプの完成、おめでとうございます。
チョークドライブのcsppは私もやりましたが、特性データの良し悪しに関係なく
良い音してました。ただ私はバイポーラでのドライブだったので、チョークの特性が
そのまま出てしまい、ドライブ不足で高域の最大出力が減ってしまいました。
おんにょさんの場合は三極管ドライブなので、その点はクリアーされていて、
そんな特性を拝見して、私もやはり三極管にするべきだったかも・・と思いました。
それにしても・・・ここのところチョークが流行っていますね。
無帰還なら問題ないですが、NFアンプとなると測定環境が揃っている者の強みかも?
RIAA - 橋田
2025/01/17 (Fri) 21:33:00
周波数特性なんかが割と手軽に測れるようになったわけですが、高域特性とかどこまで拘るのかってのは最近はあまり問題にならないのでしょうか?
というのも、SACDとかハイレゾとか、規格はあっても実際の音楽ソースは選択は少なく、自分はCDはおろか、YOUTUBE、しかも多くはBTで飛ばしてというズボラぶりなので、そもそもそういう周波数特性を語れるようなレベルではないのです、更に言えば、こっちの耳の問題も(笑)
拘るなら、現実的にはビニールレコードになるだろうと思われるのに、ネット上であまり真空管イコライザの作例がないのは何故なんでしょう?
以前GT管でCRタイプのイコライザを作ったことがありましたが、苦労の割には、既製品すなわち半導体のものとの差を感じられず、結局あまり使わなかった経験がありますが、音楽好きの知人でビニールレコードばかり聴いている人に、真空管イコライザを作ってあげようかと
Re: RIAA - 橋田
2025/01/18 (Sat) 17:58:51
菊地様
ありがとうございます。
所で、LPのデジタル化を自前でやるなら、量子化のパラメーターでいくらでも高域を伸ばすことは可能なので、たとえば、RIAAでのイコライジングの前のカートリッジからの出力をデジタル化し(高性能のマイクアンプ内蔵型のオーディオインターフェースか、ないしはフィールドレコーダーで)、デジタル化した後でイコライジングして、ラインレベルで出力するというのはアリかもしれません。面倒ですが、毎回LPを操作するよりは楽だからです。
EQ作例の御紹介もありがとうございました。ただ自分はNFよりもCRないしLCR型としたいので。
Re: RIAA - 菊地
2025/01/18 (Sat) 15:09:59
今のソース音源はCDオンリーになっている人が多いし、さらにはNETからの
音源で聴いている方も居るので、レコード派の方はかなり少ないのではないでしょうか。
私も最近の音源はNETで拾って来るものばかりで、BGM的に聴いている事が多いです。
一応、まだプレーヤーもプリアンプもありますが、手持ちのLPレコード枚数は50枚程度ですし、
プレーヤーにしてもカートリッジを交換しないと音が出ないと思うので、
新規にカートリッジを買って来てまでレコードを聴く気にはならないですね。
いつかは手持ちレコード音源をパソコンに読み込んでデジタル化したいとは思っていますけど。
http://www.op316.com/tubes/lpcd/lpcd2.htm
こっちの耳の問題は、私はもう高音が聴こえないですね。試しにオシレーターから
10kHZの正弦波を出して聴いてみたのですが、ほとんど聞こえませんでした。
男は歳をとると女性よりも耳の劣化が進んでしまうようです。
それでも私のアンプ製作では多く方の作例になるように広帯域に務めていますがね。
一方のイコライザーアンプなら、ぺるけさんの作例が良いと思います。
http://www.op316.com/tubes/vinyl/phonoeq-v2.htm
平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター - klmnji
2025/01/14 (Tue) 20:21:33
平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッターが漸く出来ました。スピーカーをtangent EVO E4からHarbeth HL-P3ESに変えてローエンドが充実し、プッシュプルアンプで鳴らしてみたくなったのが事の始まりです。折角ならぺるけさんの平衡差動6N6PをALITO's Audio Labのトランスでやってみようと思いました。USB DACがトランス式で平衡出力である事も追い風でした。
基本回路はぺるけさんの平衡差動ですが、6N6P全段差動2014からエミッタフォロワを移植しました。その他おんにょさんの6N6Pプッシュプルアンプも参考にさせて頂きました。ありがとう御座います。
トランスはDE-8K2Wでも十分ですが、折角なのでDE-8K7Wを奢りました。
ローエンドがしっかり出て、ハイもローも過不足なく伸びきっています。。ピーク感もなく、私にとって申し分の無いアンプに仕上がりました。あとはFET差動バランス型ヘッドホンアンプを作る予定です。
Re: 平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター - klmnji
2025/01/15 (Wed) 19:26:21
ARITOさん、素晴らしいトランスを作って下さりありがとうございます。
カソードフォロアは、6N6PをA2級動作させるために採用しました。ぺるけさんも6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014で採用しています。おんにょさんの6N6Pプッシュプルアンプでも採用されています。
私はシングルで採用して良い結果が出た実績があるので、迷う事なく採用しました。トランジスタ2個と抵抗2本ですから、大した回路増加にはなりませんでした。
6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014
http://www.op316.com/tubes/mw/mw-6n6ppp-2014.htm
6N6Pプッシュプルアンプ
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2023/01/29/170000
Re: 平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター - ARITO@伊吹南麓
2025/01/15 (Wed) 08:23:19
アンプの完成おめでとうございます。
良い結果が出たようで、私もホッとしております。
出力段はほぼ差動で動いていると思いますので、カソードフォロアを
追加しても出力が増えるわけでは無さそうですが、音質的な効果は
たぶんあるんじゃないかしら。どうなんでしょうね?
(全段差動というのはカソードフォロア段があるのでちょっと怪しいかも?)
ドリルの刃 - 菊地
2025/01/12 (Sun) 21:31:16
ここのところドリルの刃が鈍っているようで、
穴開けに時間が掛かるようになったので研いでみました。
普段はアルミ材なので気にならないのですが、
たまに鉄材だと、なかなか穴あけが出来なくて、
さらに細いドリルがよく折れるので、その都度買っていたのですが、
残った部分を研げば、まだ使えると思って
新品の刃を見ながら自己流で研いでみました。
しかし検索してみると、いろいろと遣り方があるみたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dpPmYYexQJ8
https://www.youtube.com/shorts/BRHy4mEKBAY
皆さんは、どうしていますか?
Re: ドリルの刃 - 菊地
2025/01/14 (Tue) 11:36:47
水溶性切削油ですか、それは後処理が楽そうですね。
ただ今の時期なら良いのですが、春以降の作業では手垢に脂汗も混じるので、やはり塗装前に油分を拭き取るのは必須なんですよね。
なお鉄材の穴あけは、例えば半導体セットの箱型ケースなんかでは、
上部カバーに鉄板が使われている事が多く、
この2SB410シングルのケースもカバーは鉄材でした。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/germa_singl.htm
上部には一応放熱穴もあるのですが、熱に弱いゲルマ石にとっては
こんな放熱穴では足りないので、放熱器のある
ケース後方に6mmの穴をボコボコとあけました。
それ以外では門扉の修理で10mmの鉄材に穴あけする事があって、
これはボール盤を使ったのですが、力加減が慣れてなくて、
細径の刃を何本もダメにしてしまいました。
もっとも、アンプ製作とは全く畑違いの作業でしたけど・・・
2025/01/13 (Mon) 11:21:25
私はレノックス プロツール ルーブという水溶性切削液を使っています。
2本目を使い始めたところです。
水溶性なので、加工が終わったら水で洗い流すだけです。
他にはエーゼットの水溶性切削油が1Lからあります。
1本もドリル刃を折ったことはないし、切れ味が鈍った感じもしません。
アルミの加工がほぼ100%なので、参考にならないかもしれませんが。
Re: ドリルの刃 - 菊地
2025/01/13 (Mon) 10:39:29
おっと、歯ではなく「刃」ですよね、訂正しておきました。
私の場合は、削る時間を短くする為と位置ズレ防止の為に、
どの径の穴でも、最初に1.5mmのドリルで穴開けしています。
それで1.5mmは使用頻度が多く、よく折れるので
これだけは六角軸ではなく、単体を数本ずつ買っていたのですが、
試しに、折れた残りの軸を研いでみたら意外と使えたという訳です。
油は4mm以上の大口径では差しますが、それ以下の場合は省略していました。
小口径の方が使用頻度が高いのに、油も差さないのでは刃が鈍るわけですね。
なお、穴あけが終わったシャーシは塗装準備の為にアルコールで拭いています。
切削油や手垢が残っていると塗装でムラが出来てしまいますから。
なので、最後には拭き取るので機械油でも何でも良いのに省略してはダメでしたね。
Re: ドリルの歯 - 善本
2025/01/13 (Mon) 09:02:00
刃を研いだことはないのですが、
刃を長持ちさせる為と切削時間を短縮する為に刃先に油を付けて作業してます。
油を付けると良く切れます。
油は機械油でも良いですが、シャーシが油でベタベタになるので、私は556を使ってます。
556の液体成分は灯油なので、暫くすれば蒸発してしまいベタベタ汚れが少ないです。
2025/01/01 (Wed) 00:00:24
今年もよろしくお願いします
災害が少ない年でありますように
管理人と名乗っていますが掲示板は皆様のモラルによって成り立っています。
画像は製作中の6P3S CSPPアンプです。
Re: 謹賀新年 - klmnji
2025/01/02 (Thu) 19:57:54
明けましておめでとうございます
今年も宜しくお願いいたします
私の目標は、ぺるけさんの平衡型6N6P差動アンプと平衡型ヘッドホンです。これでトランス式USB DACから全て平衡型になります。
お正月は手作り和菓子を楽しみました。
Re: 謹賀新年 - 善本
2025/01/01 (Wed) 10:19:54
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
今年は昨年足踏みしておりました
相補式無帰還アンプの音質改善を成し遂げたいと思います。
2025/01/01 (Wed) 09:21:53
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
昨年は、300Bのカソード・チョークドライブ・シングルアンプの完成の目処がつきました。もう一息です。今年は、40KG6APPアンプも手を付けたいと思います。
Re: 謹賀新年 - 橋田
2025/01/01 (Wed) 08:34:35
おめでとうございます。
作られるスピードもさることながら、
その高度な回路内容にいつも勉強させて頂いています。
今後ともよろしくお願いいたします。
コロナ - ひでほ
2024/12/20 (Fri) 19:05:22
腹水胸水、心不全で今月はじめから入院しています。最も苦手とする消化器症状のでる利尿剤が朝追加、点滴と5種類の攻撃で安楽死したいくらいの地獄、さらにいつもの試練、アルコール消毒から完璧におこなっているというのに、免疫力が落ちている???院内コロナ感染です。別の病棟に移動になり、超不自由で試練です。なんでこうなるの?
Re: コロナ - 菊地
2025/01/01 (Wed) 12:53:37
ご退院、おめでとうございます。
以前に身内が入院していた時に、暮には退院できたのですが、
同室の患者さんは退院出来なくて、正月も病室で過ごすとの事でした。
退院の付き添いで荷物を片付けていたら、その患者さんが・・
「退院出来て良かったですね。」と微笑んでいましたが、本当に寂しそうでした。
で、退院祝いの花といったら蘭ですよね。
11月に蕾が伸びてきたので、陽当たりの良い窓際に置いてたら
正月に開花が間に合いました。
Re: コロナ - 橋田
2024/12/31 (Tue) 21:44:38
ひでほ様
おおっ!ご退院おめでとうございます!
これでまたアンプづくりに専念できますね
どうか無理のないように、でも作例のご発表を楽しみにしています
良いお年を!
Re: コロナ - ひでほ
2024/12/31 (Tue) 17:08:30
菊地さま、お見舞いありがとうございます。退院しあした。ギリアド製の点滴がとても効いて、別の病棟の部屋に隔離されました。値下げされ5万近い点滴、個人的にはギリアドはいいイメージの会社。RNAでのプロテアーゼ阻害系、ダミー情報いれ増殖出来なくするテクはピカ一1で良かったです
Re: コロナ - 菊地
2024/12/23 (Mon) 16:27:32
院内感染でコロナに罹患してしまったとの事、お見舞い申し上げます。
インフルエンザが猛威を振るっているのは知っていたので、
私も人ごみには出ないようにしていたのですが、
院内感染では、自分ではどうにもならないですよね。
それはともかく正月までには回復されますように祈っています。
お見舞いの花は・・・この季節は花が少ないので、代わりに花の歌でも。
https://www.youtube.com/watch?v=3xvi16w2nS8
Re: コロナ - ひでほ
2024/12/23 (Mon) 08:44:09
黄金のアンコールさま、いま流行っていて1日1人以上はコロナ院内感染あり、7B病棟というとこに移動、小生は寝たきりのじいさんと6人部屋で2人です。もうストレスで限界。年末帰れるやいなや。300Bカソードチョークアンプおもしろそう。Eimac327?がそそられましたいまHY65Sをはじめました
2024/12/22 (Sun) 13:37:36
ひでほさん、一日も早く回復されることをお祈りいたします。
今年は、夏が猛暑でしかも長かったので、多くの方々が夏バテして免疫力が落ちているのがこの時期になっても続いているのだと思います。インフルで学級閉鎖の小中学校もあります。
退院して、また好きなアンプ作りに励みましょう。
Re: コロナ - ひでほ
2024/12/22 (Sun) 11:02:44
橋田さま、いますごい勢いでインフルA、コロナとはやっているようです。前回は帯状疱疹で胸、背中にできて、
免疫力が下がっていて心不全入院、今回も心不全で腹水からで、抵抗力が下がっていて、誰よりもアルコール消毒、うがい、手洗い遵守の小生が、、であります。
Re: コロナ - 橋田
2024/12/21 (Sat) 09:16:23
コロナにまで罹ってしまわれたとのこと、どうか一日も早いご恢復を祈ります。
おつらいこととは思いますが、楽しいことを考えてお凌ぎ下さい。
101Dアンプ、楽しみにしていますので。
晩秋の風景 - 菊地
2024/12/09 (Mon) 01:55:24
もう12月なので暦は冬ですが、近くの公園では今が黄葉の真っ盛りで、
銀杏並木も秋の陽光を受けて黄金色に輝いていました。
そんな穏やかな風景を見ていると歌でも作りたくなるかも?
BGMにはこんな歌でも・・
https://www.youtube.com/watch?v=QT9gxj2_q7Q&list=OLAK5uy_k29B_EnPdfPundy4aAFgz8F-CGcVE1ML4&index=14
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/25 (Wed) 19:10:08
今日はクリスマスなので、晩酌はワインかな・・・
でも肴はさしみを買ってあるので、熱燗も良いなぁ。
公園ではこんなイルミネーションで散歩の人の目を楽しませていたので、
そうだ、どっちも飲もうっと!
今風に言うとハイブリットだなや・・・要はチャンポン!
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/22 (Sun) 16:18:30
そう言って頂けると一安心です。ローカルディスクでページの地の色を
アンバーにして見たのですが、やはり寒色系が良いように見えたので。
一方、都内23区内にも城址が多くあるのは、平安時代の末頃から
関東の地が武士達の拠点になって来たからではないかと思います。
「源氏」も「足利」も関東を地盤としましたし、徳川にしても秀吉の命で
関東に領地替えになったので、天下を取った後は西国や三河に戻っても
良かったのに、自らの意志で引き続き関東を拠点としました。
関東は冬でもあまり雪が降らず、なおかつ広い平野で米も多く取れるので、
その中心たる江戸が日本の中心になって行くのは自然の流れだったのでしょう。
Re: 晩秋の風景 - 橋田
2024/12/21 (Sat) 23:08:23
いえいえ、LEDの放つ特定の波長が自分的には刺激が強いようです。青一般が苦手なわけではありません。
テキスト文主体のサイトの場合、ずっと白バックだと単調でもあり、色々と気分が変わるのは良いことかと。
歴史にもお詳しいのですね。ざっと拝見しましたが(後ほどゆっくり全部読ませていただきます)、都内23区にもかなりの城址があることに驚いています。
ここのサイト主のおんにょ様も菊地様も、シャーシの色使いが従来のよくある地味色とは違ってカラフルで、かつクオリティの高いことにも常にうらやましく思います。
菊地様は、グリーン系が特にお好きなのでしょうか?
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/21 (Sat) 22:36:53
私もLEDの出始めの頃は青色を好んで使っていましたが、
今はパイロットランプ等でも暖色系の色を使うようになりました。
真空管にしてもヒーターの灯りに惹かれる部分もありますし、
目にも優しそうで暖色系の色を好むようになりました。
そういえば昔のエディターでも地の色がオレンジのがあって、
青とかよりも目が疲れない色なんだそうです。
こういうページも色を変えた方が良いのかも知れませんね。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/shiro/shiro54.htm
Re: 晩秋の風景 - 橋田
2024/12/21 (Sat) 09:26:42
年末に向けての仕事のピークがひと段落しました。
菊地様にはいつも写真や音楽ありがとうございます。
忙しい時にも心が癒されます。
山茶花とツバキ、これをきっかけに学びました。
両者の区別とか、シャネルとか、ベルディを含め。
イルミは、LEDが苦手です。特に青色は目に突き刺さる感じがします。なので白色も目にはつらい。
真空管フェチとしては、イルミも電球で、と思います。少し前まではヨーロッパの田舎に行くと、待降節からエピファニまで、電球のイルミ(☆型とかの同じ単純なパターンが街道筋に延々とつづく)が素朴で綺麗でしたが、だんだんとLEDになっていくのは残念です。
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/14 (Sat) 16:58:21
公園では紅葉が続いていますが、街はとっくにクリスマスムードのようで、
住宅街でもクリスマス・イルミネーションが輝いていました。
繁華街へ出れば商業主義の派手な装飾で満ちているのでしょうが、
私はこのような、自分たちが楽しむ為のイルミネーションが良いですね。
BGMは・・・当時、この時期になるとよく流れていました。
https://www.youtube.com/watch?v=OXS27NXwSxk
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/10 (Tue) 23:26:47
この紅葉は本日2時頃の近所の公園で、12月も中旬になり
朝晩はめっきり寒くなりましたが、日中は気温も上がっての散歩日和で、
公園の木々も午後の日差しを受けて光の回廊のように輝いていました。
BGMは・・・「木の葉の丘」かな・・・
https://www.youtube.com/watch?v=FnhEBVmE4_8
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/09 (Mon) 02:01:09
こちらの銀杏は神社のご神木の大木で、木の下は黄色い絨毯です。
写真を撮ったのは先月ですが、それでも暗くなるのが早くて、
この神社は五時に閉まるのですが、その前には暗くなってしまいます。
今の季節は「秋の陽はつるべ落とし」を実感する夕方ですが、
そんな秋の夜長にはバラードが聴きたくなりますね。
https://www.youtube.com/watch?v=VD8itlwVtPQ
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/09 (Mon) 01:59:59
今の季節は公園に咲く花が少ないのですが、サザンカは咲いています。
きちんと見れば綺麗な花なのに人気が無いのは何故でしょう?
近縁の椿の花は、大人気で品種改良もされているのに・・
という事で、サザンカの親戚「椿」のバラードでも・・
https://www.youtube.com/watch?v=OZljSHDE6dw
Re: 晩秋の風景 - 菊地
2024/12/09 (Mon) 01:57:27
この丘の上の建物は「荻外荘」で、新しく国指定の史跡になりました。
庭の紅葉は真っ赤ですが、日当たりが良いので散りかけていますね。
先の大戦末期に、東条内閣は死に体になり日本が滅びようとした時に、
近衛文麿はこの屋敷で終戦対策を練っていました。
悲惨な戦争を終結させ、戦後日本を夜明けに導いた地なのです。
そんな明るい朝の歌ではないのですが、BGMは夜明け繋がりで・・
https://www.youtube.com/watch?v=GpwbAyfgDWE
2SK2881(E)のIdss - klmnji
2024/12/30 (Mon) 14:57:25
ぺるけさんの差動ミニワッターで使用されている2SK117はほぼ入手出来ない状況です。ぺるけさんは2SK2881を代替品として、Idssで簡易選別してペアを組めばなんとか許容範囲・調整可能範囲にできると仰っています。今回2SK2881(E)を30個購入してIdssのバラツキを調べてみました。
Idssだけを見れば、7~8ペアは組めそうです。但し左右2ch分のIdssまで揃えようとすると3~4ペアになります。
Idssの近い2ペアを組もうと思ったら30個、多少ずれても良ければ20個程度購入すればペア組みできそうです。尚、購入先は秋月です。
2SK2881 Eランク(Idss=5.0~12mA)実測値
9.02
9.01
8.88
8.86
8.72
8.71
8.44
8.21
8.12
8.07
8.03
7.88
7.85
7.83
7.74
7.73
7.55
7.55
7.36
7.28
7.27
7.23
7.14
7.00
6.63
6.42
5.80
5.79
5.76
5.48
Re: 2SK2881(E)のIdss - klmnji
2024/12/31 (Tue) 13:56:49
橋田さん、こんにちは
真空管での差動アンプはぺるけさんが世に広めました。「情熱の真空管アンプ」に始まり、ホームページでMini Watterを設計し紹介してくださいました。
古い記事ですが、このホームページが差動アンプの利点を説明していると思いますので、ご覧になってください。
「全段差動プッシュプル・アンプの音」
http://www.op316.com/tubes/myamp/special3.htm
次に石とのハイブリッドですが、これもぺるけさんが以下の様に説明されています。
「真空管ではなくJFETを使った理由は2つです。真空管は経年変化や特性の劣化がありますので、直結回路を組む場合は注意が必要です。シングル回路の直結では初段プレート電圧が1Vくらい変化しても大勢に影響ないですが、差動PP回路では初段の差動バランスがわずかでも狂うと出力段のプレート電流がみるみる変化してプッシュプルのDCバランスがとれなくなってしまいます。初段に半導体を使えば真空管で生じるような経年変化や劣化はほとんどありませんし、初期の調整で追い込んでおけばDCサーボなしでも十分な安定が得られます。半導体を併用するもうひとつの理由は、ミニワッター汎用シャーシにはmT9ピンのソケット穴が2つしかないことです。出力段で真空管を2本使いますのでスペース的にもう余裕がありません。」
つまり安定性と小型化の為であると言う事です。
Re: 2SK2881(E)のIdss - 橋田
2024/12/31 (Tue) 01:22:47
klmnji様
非常に具体的なデータありがとうございます
これほどまでにばらついているのかと
温度特性とか、電圧特性とか、経年変化とかを
考えると、もっとばらつきそうな気も致します
所で差動アンプの利点ってどこらへんにあるのでしょうか?もしお差支えなければ、お教えください
特に過渡特性にこだわるのであればNFBを併用する(のだと思いますが)こととの関係や、あえて石と球のハイブリッドにする意味も、お願いできれば…
2024/12/05 (Thu) 17:45:38
依頼品の12A5シングルアンプが完成しました。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2024/12/05/170000
終盤コロナに感染し中断を強いられました。家庭内感染です。
発熱や症状は大したことがなく、熱は翌日には下がりました。
もう2週間以上経ちますが、未だに倦怠感があり咳・痰・鼻水が出ます。
後遺症と思いますが治りが遅いです。
皆様マスクや手洗いで予防してください。
コロナに関する情報はこちらがよくまとまっています。
https://www.youtube.com/watch?v=cdi1RoKG7ms
Re: 12A5シングルアンプ完成 - 菊地
2024/12/06 (Fri) 00:23:54
コロナに罹患されたとの事で、とにかく大事にならなくて良かったですが、
後遺症の話は私も聞いていますので、どうぞお大事になさって下さい。
お見舞いの花に、先月末辺りから咲き始めた山茶花です。
コスモス等の秋花も終わって、花のない時期の公園に咲いてくれるので、
私は好きな花ですね。足を止めて眺める人は誰もいませんが・・・
で、アンプの方ですが12A5という球は使った事がありませんが、
三結の特性は良さそうで、もう少し電圧を上げられれば
歪の少ない所を使えるのですが、180Vまでとの事なので仕方ないですね。
まあ、こういう制約の中で適切な動作点を探るのも、腕の見せ所なのでしょう。
御苑の秋 - 菊地
2024/11/30 (Sat) 22:28:32
一昨日、新宿御苑に行って来ました。
当初の目的は、画材屋の世界堂でテレビンオイルを買う事で、
そのついででした。テレピンオイルは松脂が原料なので、
非酸性フラックスに使えるのではないかと考えたのですが、
揮発性が強すぎて、コテを当てると直ぐに蒸発してダメでした。
それでも新宿御苑は、秋の日差しを受けて気持ち良い散策が出来ました。
Re: 御苑の秋 - 橋田
2024/12/04 (Wed) 07:43:14
松脂は楽器店に売っているそうです。バイオリンの弓に使うとか。あとはハンズ(旧「東急ハンズ」)とか。テレピンが画材店で、ロジンが楽器店とか、面白いですね。
すでにご存じと思いますが、松脂を有機溶剤に溶かしてはんだ用のフラックスを作成する動画がありました。
でも有機溶剤で溶かすぐらいなら、そもそもテレピン油で溶けている、生の松脂で良いような気もします。香りも良いだろうし。さらに申せば、お求めになられたテレピン油と精製松脂を混ぜてもよい訳です。ちょっとお可笑しいですが。
助剤を入れない松脂は腐食性がないので優れているようです。
Re: 御苑の秋 - 菊地
2024/12/03 (Tue) 12:12:15
松脂ならば近所にアカマツ林があるので採集できないかと思ったのですが、
今は植物の活性が下り休眠期に入るので、松脂は出てなかったですね。
それより松林に隣接する公園では紅葉黄葉が本当に綺麗で、
都心の方ではクリスマスイルミネーションが始まったそうですが、
同じ都内でも、こちらの公園では今が黄葉の真っ盛りでした。
なお、フランスの松林はナポレオンの時代に大規模な植林がされたそうです。
日本よりも国土が広いから松の数も多いのでしょう。
http://www.early-more.com/main_file/pine%20bark.html
Re: 御苑の秋 - 橋田
2024/12/02 (Mon) 19:24:03
ASE/ESAだけではなく、例えばフランス発の民間ロケット企業が現在は活発に衛星を打ち上げています。民間ロケットが盛んなのはアメリカだけではないようです。
https://www.rocketlabusa.com/launch/electron/
でうろ覚えですが、このロケットラボが最近の打ち上げでテレピンを使ったような。ちょっと探したのだけど確認できないのですが。もしかしたら別のフランスの宇宙開発ベンチャー企業だったかもしれません。古い技術を復活させた…とかあった気が。
とにかくネット上探せば、「テレピンオイル、ロケット燃料」で極く最近の研究がヒットします。ヒドラジンとかを使うよりは、事故の際の飛散等の点で優位かと。ご明察の通り、環境に優しいロケットというわけです。
なお石油系からもテレピンは合成できるので常にバイオ燃料というわけでもなさそうです。
フランスの海岸松ってどこら辺に生えてるんでしょうね?ローマの松は写真でもよく見ますけど。
Re: 御苑の秋 - 菊地
2024/12/02 (Mon) 11:07:41
フランスのロケットにテレピン油を使っていたなんて、どうせ今流行りの
SDGs向けのポーズだろうと思ったのですが、1961年のロケットだったようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%87%E5%AE%99%E9%96%8B%E7%99%BA
今のヨーロッパのロケット事業は欧州宇宙機関ですが、
テレピン油はバイオ燃料なので、確かに地球にやさしい燃料なんですよね。
これは今こそ使うべき燃料のような気もしますが、今のように打ち上げ頻度が多いと
大量の燃料が必要になるので、そのままテレピン油を使っていたら、
それこそ地上から松が消えてしまうかも知れませんね。
そう言えば、今年は松茸が豊作だったとか、それでも高価なので食べられなかったけど・・
Re: 御苑の秋 - 菊地
2024/11/30 (Sat) 22:32:08
池の向かいに台湾閣のある森の大木が、(ユリノキ?)
傾きかけた日差しを受けて黄金色に輝いていました。
なお、ここに写っている人は全て海外からの観光客でした。
とにかく公園内を歩いている人の7割位は海外の人のようでした。
新宿御苑が、こんなに海外の人に人気があるとは初めて知りました。
PSVANE 205DL - 善本
2024/11/30 (Sat) 12:13:32
この1週間程、PSVANEの205DLを聞いています。
清楚で上品な音質はとても素敵です。
写真の通りWE205Dを忠実に再現した古典的な電極構造をしています。
この空中配線的な電極構造は魅力的ではありますが、精度は出し辛いようです。
マイカ板を使った構造のFullMusic205Dに比べてペアの一致度やアンプとして組み上がった歪率特性は劣ります。
物理性能ではFullMusic205Dが上という印象です。
Re: PSVANE 205DL - 善本
2024/12/02 (Mon) 11:09:34
黄金のアンコールさん
SHUGUANGのSG50は7.5Vで点火するとフィラメントが白っぽく光り、
高温過ぎが心配になりました。
やはり7.5Vでは短命に終わるのですね。
SG50は300Bの改造球でした、構造が300Bなので無理があったのかもしれませんね。
色々と問題はありますが、古典球を復活し供給してくれる中国メーカーさんには感謝ですね。
Re: PSVANE 205DL - 黄金のアンコール URL
2024/12/02 (Mon) 09:12:13
善本さん
私の50プッシュプルアンプも、フィラメント電圧はやや低めで約7.1Vにしてあります。それはなぜかといいますと、中国製のSG-50というUX-250のレプリカ球も挿せるようにという配慮です。
SG-50のフィラメントは7.5Vだと高すぎるようで、何回かフィラメント切れの事故が起こったからです。7V位に下げてからはそのような事故は一度も起きていません。
また、後から制作したSG-50シングルアンプは、PMC-170電源トランスの6.3Vをブリッジ整流し18000uFのコンデンサのみで平滑する事で約7.0Vを得て、これで良しとしています。7V前後の電圧があれば、オリジナルの50でも大丈夫です。
Re: PSVANE 205DL - 善本
2024/12/01 (Sun) 12:00:13
フィラメント電圧はスイッチにて切り替えます。
ゼネラル製PMC-170電源トランスの6.3Vをブリッジ整流し大容量コンデンサで平滑すると
1Aの消費電流時に6.9V程度が得られます。
・50と10族は6.9Vをそのまま供給します。
・300Bは1.2Ωを通して供給します。
・205Dは2Ωを通して供給します。
50と10族には低いように見えますが、7.5V管はバッテリーからの給電を前提とした時代の球です。
バッテリーは満充電、低負荷で7.5Vですが、通常運転時は7V前後ですので、
7.5V管は7V程度でも十分に稼働するみたいです。
Re: PSVANE 205DL - 黄金のアンコール URL
2024/12/01 (Sun) 11:18:14
フィラメント電圧は切り替えスイッチなどで対応するんでしょうか。
205D 4.4V
300B 5V
50 VT25 VT62 7.5V
50とVT25はフィラメント電圧が同じです。50プッシュプルアンプの+B電圧を下げるために整流管を83から5Z3に変更して、時々、挿し替えて遊んでいます。VT62は残念ながら所有していません。
https://ampbuilder.livedoor.blog/archives/cat_25071.html
このアンプは、センタータップ付きシングル用ソフトンRW-40-9.5を採用したご利益で、特性がバラバラな出力管を無造作に挿してもOKで、片側がエミ減気味でも大丈夫です。
極端な話、整流管5Z3を挿した状態なら、片方に50を挿してもう片方をVT25でも、とりあえず故障せず正常に音は出ます。ある意味、プレート電流のアンバランスに強いというのはとても良いです。
Re: PSVANE 205DL - 善本
2024/12/01 (Sun) 10:29:50
PSVANE 205DLは高価(ペアで6万位)なので、私の財力では多数を調査する事はできません。
数ペアでの感想です。
高価な球なので試してはいませんが1.6A流すと、かなり白っぽく点火すると予想されます。
各自の自己責任にて1.6A点火をお試し下さい。
Re: PSVANE 205DL - 橋田
2024/12/01 (Sun) 09:32:09
文字通り、釈迦に説法ながら、古典管のフィラメントは電圧ではなく電流でコントロールするとあります。
またおよそヒータ/フィラメントは、定格電圧の±10%とし、高電圧はもちろん低電圧も寿命の点では望ましくはない、とされています。
もっともPSVANEの当該真空管はあくまでも古典管のレプリカであり、古典管そのものではないので定格に対する考え方も違うのかもしれず、そもそもそのフィラメント材料が何かも存じ上げないので、色温度で判断するというのも一つのやり方かとは思いますが、あまりに定格からかけはなれた電流は気になるところです。さらに申し上げるなら、多数の個体で同様の電流値なのか、個別の個体での設定なのかどうかも。ペアの一致度が違うということは、フィラメントの規格も個体差が大きいようにも拝察されますが。
WEオリジナルなら4万時間保証ともされますが、実際にこのPSVANEで、設定した条件だとどのぐらいの運用が可能なのか、もしその点を御存じならばお教えください。
Re: PSVANE 205DL - 善本
2024/12/01 (Sun) 08:36:14
今回の古典的プッシュプル モノラルアンプは300B/205D共用アンプの発展版です。
・使用できる球に50と10族(VT25,VT62,801A)を追加
・OPTを5KΩから8KΩへ変更
・出力管のカソードパスコンの大容量化
等を行いました。
PSVANE 205DLのフィラメント電圧は4.4Vです。
4.4Vで写真の様な暗めのオレンジ色です。
白っぽくは無いので適切な(無理のない)点火状態だと思います。
PSVANE 205DLに同梱されている検査票にはIf=1.6Aと印刷されていますが、
実際には4.4V時に1.1A程度しか流れません。
フィラメント電源の設計には注意が要ります。
205Dの音質は魅力的です。しかしシングル動作だと2W弱しか得られず、
現代的スピーカを駆動するには不足です、そこが8Wを得られる300Bに敵わない点ですね。
プッシュプルならば12Wを得られますので、現代的スピーカと古典球の良さを同時に楽しめます。
Re: PSVANE 205DL - 菊地
2024/11/30 (Sat) 22:50:57
205Dは、本当に魅力的な音を奏でていました。
それとスピーカーも中域の綺麗なスピーカーで聴きたいですね。
一方、このクラスの古典球になると特性も気にならなくなるような・・
高域がどうとか、低域がどうしたとか、そんな事を言う人は誰も居ませんでしたから。
無題 - 橋田
2024/11/30 (Sat) 08:37:27
皆様のご指導のおかげで、バラックですが、バイポーラトランジスタA級動作トランス負荷アンプができました。1石です。実にシンプル。どこまで高圧電力を掛けれるかテスト中ですが、ムリする必要もないかと。
大量の熱が発生する、その熱設計も重要ですが、まるでこの点もエネルギー効率が悪い真空管アンプと似ています。
これって、もし真空管からトランジスタへの移行期に、こういうパワートランジスタが廉価で入手出来たら、もっと流行った可能性があるだろう回路です。つまり高電圧でハイインピーダンス出力で、部品の流用や回路の理解でも、ある程度共通性があったからです。
しかし実際には真空管からの移行期のトランジスタは低電圧で電力損失も小さく、結果として多数素子を駆動することになりました。当時目の敵(?)とされたOPTは多数素子のおかげで低インピーダンスにより省かれ、DCアンプでCもなくなることに。要するに真空管アンプとは全く違った道をたどったわけです。
しかし、おそらくあとわずかな期間で、オーディオに使えるバイポーラやEFTの大型トランジスタは消滅するかと思われます。IC、特にデジタルアンプ全盛期だからです。スイッチング用途は残る、というか益々増えていきそうではありますが。
結果的にアマチュアの自作の可能性は、真空管かICかという両極端しか残らない気がします。
Re: 無題 - 橋田
2024/11/30 (Sat) 18:08:29
菊地様
温かくご対応頂き、ありがとうございます。
ものつくり掲示板なのに、お叱りを受けそうですが、自分は作ることよりは、考えているのが好きな性分かもしれません。ですが、もちろん、考えたことを実証することは大事なので、ゆっくりとやっていきたいと思っています。
秋葉原でひと山ナンボで売ってるような、安いパワートランジスタで、エミッタ接地の教科書回路。負荷としてトランスというのが少し変わってるだけのものです。付加電圧と定数を変化させてみているので、一応の解がみつかったらご報告申し上げます。
入力もトランスにする予定で、コンデンサーレスですね、要するにトランスだらけになって、ブレッドボードを使ってる意味がほとんどないという感じになっています。
周波数特性とか歪み率を再現性、検証のために測定して公開すればよろしいのかもしれませんが、自分にとっては周波数特性はあまり気にならないし、歪みに至っても、音楽がまともに聞こえてきたらそれでいい、というズボラな性格なので。
ところで、「トラターボ」という文字を初めて拝見したものの、イメージがわかなかったのですけど、球リントンとかトラターボが流行ったことがあったんですね? すごく興味がわいてきました。是非とも完成させて下さい。できればFETの方が自分は好きですが…(勝手なことばかり申し上げますが…)
Re: 無題 - 菊地
2024/11/30 (Sat) 17:33:06
動き出しましたか、一歩前進ですね。
私もトラターボを考えているので興味があります。
どんな回路なのか回路図を見せて頂けると嬉しいです。まだバラックとの事なので、
正式なものでなくても良いので、手書きの図を写メしたもので結構ですから。
それとサージ電圧対策は、2次側にゾベル補正を入れるだけでも
効果が有りそうな気がします。1次側にCを入れたのでは高域の低下が大きいし、
適当なバリスタといっても、特定の型番となると素人には入手困難なので、
2次側で対処した方が簡単な気がします。
北海道で初積雪 - klmnji
2024/11/07 (Thu) 07:59:26
今年は初雪が遅れ、漸く初積雪しました
粉砂糖を振った様に雪化粧しました
Re: 北海道で初積雪 - klmnji
2024/11/30 (Sat) 08:13:40
北海道では昨晩から雪が降り続き、雪の花が咲きました。花咲かじいさんがいるみたいです。
スマホなので画像が粗く、ピントも甘いのはご愛敬。
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/29 (Fri) 21:45:17
雲の部分にだけ朝日が当たって神々しく見えますね、
富士山が日本人の精神世界の象徴として、自然遺産としての世界遺産ではなく
信仰や文化の対象として文化遺産で指定されたというのが分かる気がします。
一方で8時頃の富士山は、笠雲の第二波、第三波と浮かんでいるのが見えて、
面白いですね。その雲の間隔で山岳波が波打っているのが判りますから。
もう少し右側まで写っていたら、さらに第四波、第五波と
山岳波の雲が一列に並んでいるのが見えたでしょう。
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/25 (Mon) 18:30:59
この富士山はくっきりと撮れていますね。
以前に去年の10月に撮ったという富士山の写真がありましたが、
丁度、宝永山の辺りまで白く染まっていて、同じような降雪になっていますね。
ところが、今年はあと数日で12月だというのに、
富士山の季節の進み具合は、去年の10月と同じなのかも・・・
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/21 (Thu) 15:04:39
すっかり寒くなったのに子供達は元気ですね。
寒いからと家でゲームなんかをやっているよりも、
明るく元気な子供に育つでしょう。
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/21 (Thu) 15:02:51
東京近郊も冷え込んで来て、公園の木々も色付いています。
この日はどんより天気で黄葉の写りが良くないので、
フォトレタッチで少し彩度を上げています。
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/16 (Sat) 13:50:08
お天気だけは仕方ないですね。こっちも一日中どんより天気のようです。
気を取り直して、次の週末に期待しましょう。
自然条件に合わせて「お天気任せ風任せ」なのも、風景写真の面白さですから。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/phot/phtext1.htm
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/16 (Sat) 11:51:50
>冠雪した富士山
う~ん、逆光だと少し見にくいですね、ちょうど休日ですし、
晴れていれば順光になる午後に再度撮ってみてはどうでしょう。
Re: 北海道で初積雪 - 菊地
2024/11/14 (Thu) 21:27:40
お二方とも早起きなんですね。って、私が寝坊助なだけですけど。
「今朝の霜」も「朝焼けの富士山」も良く撮れているので、
やはり「早起きは三文の得」ですね。
2024/11/14 (Thu) 09:09:18
本日、朝6:30頃の富士山です。雲が多くなっていましたが、朝焼けの空にシルエットが美しかったが、ちゃんと写真には写っていないかも。
ちなみに8:30頃の出勤時には、曇ってしまい富士山は見えなくなっていました。
WE101D - ひでほ
2024/11/24 (Sun) 08:26:25
衝動的にWE101Dを2本落札しちゃいました。
UVソケットを購入して、いま取り組んでいるHY65Sのつぎは101DSをこさえようと思っいます。
ところで予備に中華性の101Dもてにいれたいとかんがえていなす。ただ互換性あるか?ソケットがUVなのかっよくわかりません。情報ありましたら教えて下さい。
Re: WE101D - ひでほ
2024/11/27 (Wed) 15:29:02
橋田さま、現物見たほうがいいですね。またまたまた、ご指導ありがとうございました。
Re: WE101D - 橋田
2024/11/25 (Mon) 01:31:22
いえ、ひでほ様のような大先輩にお役に立てたとすれば光栄です。単にネットを漁っただけのことでした。PSVANEの最新のものが、無印とLでミニUVとUXに区別しているようで(205Dも)、それ以前はおそらくすべてUXのように観察されます。もっとも、バイヨネットタイプならUVソケットにUXでも使えなくはないかもしれないので。
とにかく、回路構成と実際の出来映えを楽しみにしています。
Re: WE101D - ひでほ
2024/11/25 (Mon) 00:45:50
橋田さま、ご指導ありがとうございました。
参考にしたいと存じます。
Re: WE101D - 橋田
2024/11/24 (Sun) 13:12:05
PSVANEのであるなら型番にLがついてるのがUX、ついてないWEレプリカを名乗っているのがミニUVのようです。…と書いたのですが、無印でもUXのがありました。なのでよく写真等で確認されたらよろしいかと。
ソケット横に固定ピンが出ていればUVとみてよいのでは?
ちなみに、自分は211用のソケットを買う時に間違ってミニUVソケットを買ってしまったことがあります。つまり、結構ミニUVソケットは出回っているということです(なので他の中国製101DもミニUVのがありそうです)。ですが現行日本製のミニUVソケットはバイヨネット式ではないのがあるようで、「差し込みを間違えないように」とあるようですが、大丈夫なんですかね?
ソケット以外の規格は、101Dと名乗っている以上は、互換性があるのではないかと…。微妙な点は存じ上げませんが。
6R-A8シングルアンプ - 菊地
2024/11/21 (Thu) 15:26:15
レポートページを纏めましたので、暇な時にでもご覧頂けたらと思います。
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/6cw5Ts.htm#1
私は6R-A8に思い入れがあるので最終的には6R-A8で仕上げましたが、
「入手の容易さや価格対性能」で考えると、6CW5の三結に軍配が上がる・・
ような気がします。私の駄耳では音の違いも判らない・・・涙!
これなら高いお金を出して無理に6R-A8を入手する必要はなさそうで、
まして良質な6R-B10なんて、もし在ったとしても非常に高価だと思うので、
最終的に「6CW5の良さを再発見」するような作例になってしまった気がします。
Re: 6R-A8シングルアンプ - 橋田
2024/11/24 (Sun) 12:13:35
丁寧にご教示いただきありがとうございました。本来は新作のご発表スレなのに、愚問を繰り返しお見苦しい結果となりました。お詫びいたします。
Re: 6R-A8シングルアンプ - 菊地
2024/11/23 (Sat) 19:35:47
段間トランスについて、私が知っている範囲でお答えしますね。
>古典管にはドライバートランスでの昇圧が一番楽だと思うのですが、
>あまり作例をみないですね。
ドラバートランスは大きくて高価なので、お金持ちしか採用出来ないのです。
>10(VT25)でちゃちなトランスを使って組んだところ、定評通りキンキンした音で・・・
小さなトランスでは低域の伝送能力が無いので、高域しか出ないからですね。
>ドライバートランスも昇圧だけを考えたら
>トランジスター用パワートランスの代用とかでもいいんじゃないか・・・
段間トランスの設定インピーダンスを上げる為には、また低域も得ようとするなら、
それに見合ったインダクタンスが必要です。
そのインダクタンスを確保する為には、大きなコアで巻き線を沢山巻かなければなりません。
ドライバートランスは電圧増幅段の負荷になるので、回路的に設定インピーダンスが高くなり、
その為のインダクタンスとなると、必然的に大型のトランスになるのです。
つまり「設定インピーダンス」と「インダクタンス」と「低域特性」は相関関係にあるのです。
小型トランスで、設定インピーダンスだけを上げた場合の低域特性を、
グラフにした図があります。リンクページの後半ですが、参考になれば・・
https://www.asahi-net.or.jp/~CN3H-KKC/claft/12au7srp.htm
Re: 6R-A8シングルアンプ - 橋田
2024/11/23 (Sat) 00:16:25
いつもながら丁寧にお教えいただきありがとうございました。G1の経路を錯綜させないのは、迷容量(C)分により一定の周波数帯で発生する部分帰還による発振防止との理解でいたのですが、むしろL分での発振ということ、了解しました。
菊地様の6R-A8への想いは、ダンテにおけるベアトリーチェを連想させます。自分もそういう憧れの真空管を持ちたいものです。
古典管にはドライバートランスでの昇圧が一番楽だと思うのですが、あまり作例をみないですね。10(VT25)でちゃちなトランスを使って組んだところ、定評通りキンキンした音で、しかもフィラメントは切れまくるという情けない思い出が…。設計が悪かったのか部品がイケナイのか…。所詮ドライバートランスも昇圧だけを考えたらトランジスター用パワートランスの代用とかでもいいんじゃないかと思うのですが。
Re: 6R-A8シングルアンプ - 菊地
2024/11/22 (Fri) 12:04:13
6R-A8シングルアンプは、私にとって学生時代からの思い入れのある球だったので、
「構想50年、製作1年」といったアンプでした。
もっとも、その1年の内の半年は動作点を決めて回路図を書いたり、
トランスを特注したりとかの準備期間で、実際に製作していた期間は4か月程度ですね。
で、ご質問との事なので・・・
1.6R-B10を三結にした場合の特性は、6R-A8とは少し違うようです。
内部抵抗が高く、μも高くなっているようでした。そこで三極管として適した特性になるように、
6R-A8ではグリッドの位置を動かして、内部抵抗を下げてμも下げたようです。
ちなみに「内部抵抗とμ」は相関関係にあって、例えば電圧増幅用三極管では、どれも
「内部抵抗が高く、μも高い」ですが、三極出力管では見事に正反対になっていますね。
2.6R-A8は高温になる球なので、結線が推奨されているピンは必ず配線して
放熱に寄与させた方が良いでしょう。ただ、私がコントロールグリッドの
片側しか配線しなかったのは、双方を繋げるとループになる事を危惧したからです。
発電機の原理はコイルの中に磁力線が通る事で、コイルに電流が発生しますよね。
6R-A8の2本のコントロールグリッドのソケットピンを繋いだら、
管の内部接続とでループになって、ノイズが出るかも知れないと考えたのです。
一方、スクリーングリッドは出口側なのでノイズの心配はなく、
どのピンも必ず配線して、放熱を図るべきですね。
3.私は駄耳なもので、音質について語る自信は無いのですが、6R-A8は
使い勝手を優先させた設計で、直線性はあまり良くなく、歪は多い傾向だと思います。
もっとも、このクラスの使い易いと言われる三極出力管は、どれも同じような傾向があり、
「NFなしで低歪」を求めるなら、直線性の良い古典管になると思います。
ただドライブ電圧が高いとか、どうしても使い辛くなってしまいますね。
使い易い球で「歪は多くてもNFで特性を整える」というのが今の主流なんだと思います。
今回のアンプも、私の駄耳では何の不満もなく良い音を出しているように感じました。
という事で、長文失礼しました。
Re: 6R-A8シングルアンプ - 橋田
2024/11/21 (Thu) 22:15:26
菊地様
興味深く拝読しました。細心の注意を払った回路で、自分などには到底思いつかない緻密さに満ちておりますが、とても参考になりました。
3点ほど質問がございます。
1.6R-A8の元が、6R-B10とのこと初めて知りましたし、貴重な実物の写真でも外観(プレート構造)そっくりのようです。
ですが、文中御引用の文献によれば6R-B10はビーム管で、6R-A8が内部4極管で内部接続で3極管ということで、内部構造は、かなり違っているような気もしますが、特性としてはT結では同じようなものになるということでしょうか?
2.ICについて
他の掲示板で、ある種のmT管のICについては、あえて正規の端子と結線して放熱を図るということがマニュアル上規定されているようです。自分が知っていたのはスクリーングリッドなのでしたが、コントロールグリッドについても、そういう結線が推奨されているということを知りました。6R-A8等でも、そのあたりの配慮は必要でしょうか? 自分が知る限り、スクリーングリッド損失の記述はあっても、コントロールグリッド損失とかみたことはなく、また却ってICと正規電極間を繋ぐことで、迷容量が生じ発振等が懸念されうることろですが。
3.最後に、現在ではおよそmT管の価格が上昇し、GT管の方が安いのですが、やはりmT管には、音質的な優位性とかはあったりするのでしょうか? 特に今では伝説化した感がある6R-A7ですが、音に関する記述に接することが少ないように思うので。
WR50 - 善本
2024/11/18 (Mon) 10:29:54
この1週間ほど古典的プッシュプルモノアンプにPSVANEのWR50を聞いています。
RCAの50をかなり忠実に再現している球です。
豊かな低域感と上品な中高域が魅力です。
300Bの押しの強さが気に入らない人にはお勧めの球かもしれません。
黄金のアンコールさんも50プッシュプルアンプを作られておられました。
黄金のアンコールさんが用いたオリジナルのRCA50は憧れの球ですが、
PSVANEのWR50も中々良い球です。
Re: WR50 - 善本
2024/11/20 (Wed) 14:50:14
GV Golden Voice 300Bは私も持っています。
私のGV300Bの上部マイカは普通の中国製300Bと同じです。
中国長沙市にあるChangsha Golden Voice Electronics Lab.
がPSVANEに発注して作らせた球と聞いています。
PSVANEもSHUGUANGも長沙市にあります。
当初の内容はPSVANEの300B-UKという英国製フィラメントコート材を用いた特別仕様品のOEMでした。
上部マイカ同様に、その時々で仕様を変えているみたいなので
現在もそうなのかは不明です。
長沙市は中国の真空管製造の中心地なので、多数の新興企業があるみたいです。
2024/11/20 (Wed) 11:05:37
電極部分をアップした写真を載せてみます。
プレートの色は灰色で、造りは曙光電子製の300Bと同じような感じです。品質、耐久性、音質についてはまだ未使用なのでわかりません。
2024/11/20 (Wed) 11:00:34
中国製の真空管は、特に、直熱三極管に関して1990年代の頃と比較して格段に品質が良くなっている印象です。
自作の300Bプッシュプルアンプは、当初は2000年頃に復刻された米国製WE300Bを挿していましたが、今はコロナ禍前に並行輸入された@¥7000程度のPSVANEの一番廉価なモデルを使っています。米国製WE300Bより解像度が無い感じがしましたが、バイアスをいじってみるとバランス良く聴けるポイントが有ったので、そのまま5年以上が経過しています。
ただし、固定バイアスで使っていくうちにプレート電流が増加し、バイアスを深くしなければいけない個体があって、最初は特性が揃ったペアだったのに、今はかなりずれてしまっています。それでも使えているし、音に不満は無いし、何しろ安かったから不満はありません。
ところで中国製の真空管の知らなかったブランドが増えています。写真のはGV Golden Voice Tubesというブランドの300Bです。上部マイカがWEと同じおむすび型で3方向から支えられています。しかし、フィラメントがWEのような竿釣りではなく、スプリング釣りなのが異なっています。
Re: WR50 - 善本
2024/11/19 (Tue) 10:11:16
中国のメーカーは古典球の復刻に熱心です。
PSVANEのWR50以前にもSHUGUANGとFullMusicが50を製造していました。
しかしSHUGUANGとFullMusicの50は300Bの改造球で、300Bのグリッド巻幅とフィラメント抵抗値(太さ)を変えて50近似に仕上げた球でした。
PSVANEのWR50は電極構造全体を新たに復元していて、復元の完璧さに感心します。
PSVANEでは205Dの復刻も行っています。
PSVANE 205Dの復元度合もかなりの完璧さです。
しかし、発売当初に入手しシングルアンプで試用した結果では、特性、音質共にFullMusicの205Dには一歩及びませんでした。
今回PSVANE 205DLを追加で1ペア購入したので、
今週はプッシュプルアンプで試聴してみる予定です。
2024/11/18 (Mon) 19:01:59
オリジナルの’50をプッシュプルで使用するとなると、特性の揃ったペア球を入手するのが非常に困難です。だから、私は一次側にセンター・タップが付いたシングル用のトランスをプッシュプル用として使用しました。
しかしWR50であればペアチューブとして求める事が出来るので、アンバランスに対して厳しい通常のプッシュプル用のトランスが使用できます。その方が特性が良くなります。当然音質も良いはずです。
古くは伊藤喜多男氏や浅野勇氏も、プッシュプルで制作していました。50のプッシュプルは魅力あるアンプが制作できます。
2024/11/10 (Sun) 14:43:50
11月9日に横須賀で行われましたミニオフ会の様子をブログ記事にしました。
https://onnyo01.hatenablog.com/entry/2024/11/10/073352
誤記・訂正・リンクが開けないなどありましたらコメント下さい。
私の駄耳ではアンプが皆同じ音に聞こえます(笑)。
菊地さんの6R-A8シングルアンプと拙EL32パラシングルアンプの
音質比較が知りたいです。
2024/11/11 (Mon) 21:31:45
菊地さんありがとうございます。
EL32パラシングルアンプと6R-A8シングルアンプは増幅部の回路構成が
ほぼ同じで、おそらく音も同じ傾向にあると思うんですね。
次回(もしあれば)は出力15WのCSPPアンプを予定しています。
まだ真空管しかありませんが…。
Re: ミニオフ会2024年秋 - ARITO@伊吹南麓
2024/11/11 (Mon) 15:21:18
オフ会楽しかったですね。ホスト役のMFさん、いつもありがとうございます。
なかなか試聴会で細かい音の違いを聴き分けるのは難しいですね。
私は無駄な努力はしないようにしておりますm(__)m
菊地さんのスピーカーのユニット取り付け方について、オフ会で話題になってましたが、
リンク先の写真はもっと回ってますね。
こういう造りなんでしょうね。
Re: ミニオフ会2024年秋 - 菊地
2024/11/11 (Mon) 12:29:18
纏めページの作成ご苦労様です。
ヴェルニューの赤いバラは綺麗ですね。秋のバラも良いものです。
おんにょさんのアンプと私の持ち込んだアンプの音は、手前味噌になってしまうので、
私は発言を控えるべきかも知れませんが、一言で言うと・・・
6R-A8は直線性が良くないので、多量のNFにより歪を改善しているのに対し、
EL32アンプは球の素性の良さが素直に出ていたような・・・
一方、スピーカーの件で、やはりデンマーク製のようです。
https://vintageaudio.shop-pro.jp/?pid=71016049
オーディオ全盛期の頃は、玉石混合で色々な製品が発売されましたが、その中でも
評価の高かったスピーカーでした。今聴いてもやはり良い音で鳴ってくれて、一安心でした。
古いものですが今でもエッジの劣化が少なく、当初の音質を保っているように思いました。
会場では、国産とは一味違う「ヨーロッパ生まれの音」を奏でてくれたかも??
Re: ミニオフ会2024年秋 - 善本
2024/11/11 (Mon) 11:35:39
とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ご参加の皆様、ご開催頂きましたMF様ありがとうございます。
私も各アンプ共に良い音で鳴っており、優劣の違いは分かりませんでした。
Re: ミニオフ会2024年秋 - MF@横須賀
2024/11/10 (Sun) 19:32:12
ブログを有難うございます。
またご参加頂いた皆様有難うございます。
私も違いが分かりません…どれも良い音で鳴っている気がします。
2024/08/04 (Sun) 19:43:06
10月31日をもって閉店するそうです(訂正済)。
https://twitter.com/mouseunit/status/1817735972127461572
Re: クラシックコンポーネンツ - 黄金のアンコール URL
2024/11/07 (Thu) 09:33:31
菊地さん
拾った球が良い音で鳴ってくれるのは、自作アンプ冥利につきますね。
6.3Vヒーターの真空管の代わりに8V管を挿して普通に音が出るのは、6BM8の代わりに8B8を挿しても同様です。これを知っている人はエレキットTU-870に、まだ安く入手出来る8B8を挿している人も居ます。
今、真空管アンプを自作している人の大半は、昔はラジオ少年で、廃棄されたテレビやラジオから使えそうな真空管を抜いて拾ってきた経験のある人も多いんじゃないでしょうか。
私は、近所からもらってきた故障したゼネラル製の5球スーパーラジオを修理したのが始まりです。結構な高級品で、マジックアイは6E5、出力管は6AQ5でした。ちゃんと音が出るようになった時は嬉しかったです。
掘り出し物の安い真空管が無くなってしまうと、次世代の自作マニアが全く育ちません。やっぱり真空管オーディオはこのまま衰退しますね。
Re: クラシックコンポーネンツ - 菊地
2024/11/06 (Wed) 10:37:44
>昔手に入れた手持ちの真空管を上手いこと使いまわしていくしか無い・・・
私も今は、先に紹介した6CW5三結シングルアンプに
学生時代に道端や空き地で拾った8CW5を挿して鳴らしています。
ヒーター電圧が2割ほど低く立ち上がりが遅いだけで正常に鳴っています。
拾った球がこれだけ良い音出していると、つい嬉しくなって
6RA8への改造が後回しになって、オフ会に間に合わなくなったら大変。
一方で、昨日は小物部品を買いに秋葉に行ったついでに真空管屋さんも見たのですが、
凄い価格になっていて、逆に感心してしまいました。
こんな価格では、やっぱり真空管オーディオが廃れる訳だと。
Re: クラシックコンポーネンツ - 黄金のアンコール URL
2024/11/05 (Tue) 14:10:58
善本さん
SV811-3は、当時アメリカでペア172ドルで売られていました。1ドル100円だとしてもサンエイはその半額以下でしたから。それを考えてもおそらく秋葉原のサンエイが世界で一番安かったんじゃないですかね。
ひでほさん
昔は秋葉原の真空管屋さんへ行けば、何かしらのお買い得な真空管というのが店頭に並んでいました。ところがもう昔のNOS球はほとんど枯渇してしまい、オーディオで使いやすい真空管で格安というのはとても少なくなりました。だから、昔手に入れた手持ちの真空管を上手いこと使いまわしていくしか無い時代になってきたという気がします。
Re: クラシックコンポーネンツ - ひでほ URL
2024/11/04 (Mon) 00:07:40
黄金のアンコールさま
半額とはすばらしい。
小生も行けばよかったな。
4-65Aは6本あります。
4-125Aも6本
3C33も6本くらい?PPアンプはこしらえました。
ほかにもいっぱいあり、置き場所がないし、生きてるうちに作れるかいなか、、、、
それに体調悪くて末広町まで行くのはしんどいです。
P-250ASと④B20S製作しリビングを占有
2Fは製作したアンプだらけだし、もうとうぶんでかい送信管はご法度です。
Re: クラシックコンポーネンツ - 善本
2024/11/03 (Sun) 09:18:03
SV811-3が評判になったのはもう20年も前の事だったのですね。
ゲッターの無いクリアーなガラス球が光り輝く様は素敵です。
当時作ったアンプはお蔵入りして埃を被っています。
整備してあの輝きを再び見たいなと思います。
SV811-3は予備を買っておけば良かったと後悔しています。
Re: クラシックコンポーネンツ - 黄金のアンコール URL
2024/11/02 (Sat) 09:02:04
ひでほさん
クラシックコンポーネンツで最後に購入したものは小型送信管の東芝の4-65Aです。9千円の値札が付いていましたが半額で良いと言われたので、10本まとめて持って帰ってきました。
大きさは829Bとか3C33と同じ位ですが、スペック上は最大プレート損失は65Wあります。フィラメントが6V/3.5Aでこれだけで21W喰いますから、この大きさでは強制空冷しない使い方だとプレート損失20-30W位の軽い動作をさせるのが現実的です。
ネット検索をかけると三結にした時のプレート特性が出てきますが、これが抜群に良いのです。内部抵抗1KΩちょっとで直線性も良い。μは5くらいで使いやすい。これが記憶に有って、A1級で小出力前提なら使いやすいんじゃなかと思って衝動買いしちゃったんです。昨今のVT25とかVT62の値段を考えると、この価格は安いなと。
でも考えてみたら、同じトリタン球だと20年以上前にサンエイに有ったSV811-3が3千5百円というのは超お買い得だったという事ですね。これにはかないません。
Re: クラシックコンポーネンツ - ひでほ
2024/11/01 (Fri) 22:54:46
クラコン在庫の新品送信管はどこにいったんだろう?すげえ気になります、、、ていうか、もう大型送信管はやりたくないですが。
Re: クラシックコンポーネンツ - 飯田
2024/10/25 (Fri) 17:38:14
クラシックコンポーネンツさんが閉店する旨の告知を知り驚きました。個人的には、ウェブサイト「情熱の真空管」の主催者ぺるけ氏の逝去に続く残念なニュースです。
この店はロシア系や東欧系の真空管の品揃えが豊富で、2A3(ソブテック)、300B(エレハモ)、KT88(エレハモ)などを比較的安価で購入させてもらいました。真空管長谷川(元キョードー)のマスターからは、真空管は一期一会なので店頭に欲しい球があったら買っておいた方が良いと言われ、ラックスSQ38FDの出力管の予備として50CA10(NEC)4本、サンエイ電機さんではセトロン300Bペアーが偶然店頭に並んでいて少し高かったですが買い求めました。
高校生からの真空管アンプファンで、在庫している真空管を時々箱から出して眺めるだけで幸せな気分になれます。
Re: クラシックコンポーネンツ - 高齢者
2024/09/16 (Mon) 23:00:34
どの人が社長なのかわかりませんが、90歳で現役は尊敬しかない、
OTLアンプ屋の社長も90歳くらいのはず、最近見たが地面に垂直に立って歩けるのがすごい。
Re: クラシックコンポーネンツ - 黄金のアンコール URL
2024/09/16 (Mon) 17:04:24
本日、クラシックコンポーネンツに行ってきました。
社長さんはお体の具合が良くないようで不在でしたが、奥様にお会いすることができました。
めぼしい真空管はかなり無くなっていましたが、欲しくて探していたEimac 327Aが2本有ったので購入してきました。
お店が無くなってしまうのは寂しいですが、これも時代の流れですかね。
Re: クラシックコンポーネンツ - 黄金のアンコール URL
2024/08/12 (Mon) 15:18:11
社長さんには、色々とお世話になりました。
祝祭日に東京へ行ける日があれば閉店前に一度挨拶に行かなきゃと思っています。
日曜日休みになってしまって、移転してからは一度も行けていません。
Re: クラシックコンポーネンツ - 菊地
2024/08/11 (Sun) 07:48:52
>社長も90代
秋葉の古くからの部品屋さんは、跡を継ぐ人がいなくて閉店のパターンが多いですね。
末広町の店は広いのでテナント料もバカにならないのでしょうが、
縮小してでも、空き家のあるラジデパに引っ越して続けて欲しかったところです。
そのラジデパのサンエイは、オーナーがガンで倒れてしばらく閉店していましたが、
息子さんが土日限定で営業を引き継いでいます。
おそらく会社員だったのに休日返上で店を開けたのでしょう。
同じくラジデパの塩谷無線は高齢のオーナーが一時倒れて、
退院後はパートを雇って復活したのですが、今年になってついに閉店してしまいました。
秋葉原電気街は、米軍払い下げのジャンク部品から始まった電気の街でしたが、
部品屋さんがどんどん減って来て、もう昔の面影はすっかり無くなってしまいましたね。
今はオタクカルチャーの街と化して、昔からのanalogオジサンは戸惑うばかりです。
Re: クラシックコンポーネンツ - ひでほ
2024/08/09 (Fri) 21:40:20
店じまいセールでもあればいいのですが、事情通の人に聞いたら一括買い取ってもらうとか?
末広町に引っ越してからは一度もいっていなかったので、一度行きたいです。社長も90代、送信管の多数の在庫があるみたいだし、やもえないですね。
Re: クラシックコンポーネンツ - 菊地
2024/08/08 (Thu) 09:39:54
>ラズパイオーディオ
恥ずかしながら、そんなものが有るなんて知りませんでした。
https://kikuradio.com/music/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%81%8C%E8%81%B4%E3%81%91%E3%82%8B%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%82%92%E4%BD%9C/
ただソースが変わっても、もっとも音質を左右する再生系は貧弱みたいですね。
若い人たちは、低音なんかはスピーカーからは出なくても、
ヘッドフォンで聴くから良い! と割り切っているのかも?
Re: クラシックコンポーネンツ - 善本
2024/08/07 (Wed) 11:06:30
球アンプを自作する若い世代がおられれば
真空管等の部品も売れると思いますが、
高齢の世代ばかりなので真空管等の部品は手持ちで賄える場合が多く、
新規の購買にいたらないのでしょうね。
それに比べると、DACやヘッドホンアンプ、ラズパイオーディオは若い世代の自作者が多く、
部品や基板が多数販売され活況ですね。
Re: クラシックコンポーネンツ - 菊地
2024/08/07 (Wed) 10:51:05
ヤフオクの影響も大きいのでしょうね。
一方、私も10年以上は真空管を買ってませんね、私の場合は手持ちの球が沢山あるので
新規製作にしても手持ちの球を生かせる回路で考えるようにしています。
現在制作中のアンプも在庫球を活用したセットで、今までは予備球が無くて手を付けられなかったのですが、
ふとした事から予備球がある事に気が付いて、喜び勇んで製作に取り掛かっています。
と言いたいのですが・・・この暑さが収まるまで今は一時中断・・・ですね。
Re: クラシックコンポーネンツ - umetech
2024/08/05 (Mon) 18:05:32
こんちわ!
店舗を支えられる程の購買層(真空管アンプ趣味者)が少ないので仕方無いんでしょうが、寂しいですね。